こんなことがありました

積極的な聞き方

 2月27日(火)5・6校時、5年生は放射線教室。
講師の先生は、いわき明星大学(元小学校の校長先生)の石川先生。

①原子力発電所の事故について
②放射線って何だろう?
③放射線を受けるとどうなるか?
④放射線から身を守るためには?
⑤廃炉に向けた今後の課題について 勉強しました。

霧箱の中で、放射線を観察しました。
 

混同しやすい「放射性物質」「放射能」「放射線」の意味について
具体的に教えていただきました。


放射線を遮断することができるのは?
プラスチック・紙・鉄板・アルミニウム・コンクリート・水のどれか?
を考え、調べる実験をしました。


 子ども達の成長を感じたのは、この後の質問タイムの時間。

質問1:「(鉄・コンクリート・水が放射線を止めることが実験でわかったけれど)
      ガラスは放射線を通すんですか?」
質問2:「水は放射線を止めるのに、いわきの魚が食べられないのはなぜか?」

質問1・2の質問は、話をよく聴いていたからこそできる質問。
自分の生活と結びつけながら聴かないとできない質問です。

◆もしも・・・こうなったら、こういうこと?(仮定)
◆だったら・・・(条件を変える)
◆例えば・・・、極端だけど・・・(具体的に)
◆でも・・・・(反例を上げる)    など
このような聴き方を「積極的な聞き方」と言います。

子ども達が、この積極的な聞き方ができるようになって うれしく思いました。