こんなことがありました

NEW ウイークエンド特集~薬物乱用防止教室(11月30日のこと)

 11月30日(木)の5校時は、6年生が本校の学校薬剤師先崎先生をお迎えして「薬物乱用防止教室」を行いました。子供たちの多くが「〇〇という言葉を聞いたことがあります」「テレビで見ました」と反応しました。先生には同じテーマで昨年も行っていただきましたが、昨年と同じ内容ではありませんでした。先生ご自身が研修会に参加され、この授業の重要さを改めて認識されたとのお話をお伺いしました。そして去年の内容から更に充実してくださいました。機会がありましたら、ぜひ保護者のみなさまにもお聞きしていただきたい内容でした。学習の様子と子供たちの感想をどうぞご覧になってください。

【子供たちの感想】

○ぼくは薬物のことをあまり知らずに授業を受けましたが、いろいろなことが分かりすごく勉強になりました。また、将来につながることだったのでよかったです。

○ぼくは、たまに大麻や最近流行っている大麻グミなどをテレビで見ることがあるのですが、テレビでだけでは分かりずらかったところを授業を受けてみると分かりやすくて、意味が分かってきて、大麻や麻薬はこんなに危険なんだと思いました。ぼくは将来、絶対に大麻や麻薬はやりません。

 ○Iさんからのメッセージにあった、「夢や希望を話せる親友を3人以上つくろう」を実現しようと思いました。また、薬を飲むときには、ちゃんと何錠飲んでいいのか確認して飲もうと思いました。

 ○昔の睡眠薬は透明だったけれど、犯罪をする人が増えたから青く変化するようになったのを初めて知りました。ぼくはよくブルーハワイをかけてかき氷を食べたりするので、注意して食べるようにしたいです。

 ○私は「ダルク」という言葉を聞いたことがなくて、何だろうと思いながら聞いていましたが、薬物依存している人を回復させる組織だと聞いてそんな場所があるんだと驚きました。ダルクに入寮した後、自殺してしまった人が24年間に142人もいたことに驚きました。

 ○この薬物乱用防止教室で初めて学んだことがあります。覚醒剤を使っていくと、刑務所で死亡する、精神病院で死亡する、覚醒剤を使っている途中でそのまま死亡する、ことを知りました。

 ○最近ニュースで〇〇大学〇〇部の話をよく見かけるけど、薬物乱用防止教室でより薬物の危険性を知ることができたのでよかったです。

 ○悪用する事例が出て今の睡眠薬は色が付いたこと、たばこには依存性があり、本人やまわりの人にも害が及ぶこと、アルコールは肝臓でほとんど分解されること、そのために肝臓に負担がかかっていることなど、薬物乱用防止教室で知ってとてもびっくりしました。何より、夢を語れる友だちを3人以上つくれ、という言葉に心を打たれました。

 ○家でお母さんとニュースを見ていた時に、覚醒剤を所持していたことで逮捕されたというニュースを見たのですが、お母さんから『本当に気を付けてね』といわれました。そんなに危ないのかなと軽く考えるだけでしたが、薬物で人生が変わると知ってとても驚きました。自分のためにもまわりの人のためにも、もっと真剣に薬物の危険などを考えようと思いました。

先崎先生、ありがとうございました。