内町だより 9月10日(火)
学校への不審者の侵入を想定した「防犯教室」を実施しました。大休憩、子供達が楽しく遊んでいますが、この後どのように行動するのでしょう。
「教室に戻りなさい!」という教師たちの指示に、一斉に校舎に向かって走り出す子供達。あっという間に校庭から避難しました。犯人が確保されるまで、施錠された教室の中に避難しています。カーテンで外の様子が見えないようにします。
教師は、いわき中央警察署のお巡りさん、スクールサポーターの皆様のご協力により、不審者への対応の仕方を研修しました。不審者との距離を十分に取ることやさすまたの効果的な使い方などについて教えていただきました。
さすまたは、2人組で対応するのが効果的だそうです。後ろの人は、膝の後ろを狙います。不審者は、膝が崩れ、地面に倒れます。
不審者が倒れたら、持っていた刃物を足でできるだけ遠くへ蹴るそうです。タイミングが難しそうですね。刃物を手で拾うのは、危険なのだそうです。
次に、体育館に移動し、子供達向けに安全な道路の歩き方や登下校中や遊んでいるときに不審者に遭ったらどうしたらよいかについてお話を聞きました。
おなじみの「いかのおすし」ですが、とても大事なことです。繰り返し取り扱い、しっかりと意識づけを図りたいと思います。
みなさん、不審者に遭ったら大きな声で「助けて!!」が言えますか?学年ごとに練習してみました。どの学年も大きな声が出ていました。
上級生と下級生が一緒に歩いています。不審者が、下級生を連れ去ろうとします、その時上級生はどのような行動を取ったらいいのでしょう。
代表の6年生が、上手に2年生を庇っていますね。見ていたみんなから大きな拍手が起きました。まずは、下級生を庇いながら逃げましょう。そして、いち早く大人の人に知らせましょう。
不審者だけでなく、自然災害など、身の回りにはいろいろな危険があります。様々な危険を回避できる行動を取ることができる力を身に付けることができるように、判断力を育てたり、訓練を行ったりする取り組みを進めていきたいと思います。
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