内町だより 9月11日(水)
今日は、5年生・6年生を対象にオリンピック・パラリンピック教育推進事業が行われました。ロンドンオリンピック男子体操銀メダリストの田中和仁選手です。昨日、映像で田中先生の美しい体操の演技を見て、今日の活動をワクワクして待っていた子供達です。
まずは、田中先生の体操演技を映像で見せていただきました。美しい体の動きを子供達も感じているようです。
次に。、6歳から31歳まで体操に取り組まれてきた田中先生自身が、「体操から学んだこと」について子供達に話してくださいました。
田中先生のご体験から、①ベストを尽くしてがんばること②仲間を大切にすること③感謝の気持ちをもつことの大切さについてお話しいただきました。
子供達は、真剣な表情で田中先生のお話を聞いています。「どのように活躍するか」まで、具体的な目標をに立てて取り組むことが大切だとのことです。漠然とした目標では、頑張りきれないのですね。
感謝することの大切さに関連して、田中先生から子供達に宿題が出されました。今日、ご両親に何か一言添えて、「いつもありがとうございます。」を伝えることです。ちゃんと伝えることができたでしょうか?
田中三兄弟として有名ですが、ご兄弟それぞれ学校もバラバラで、なかなか会うことができなくて、試合会場で兄弟に会えるのがとてもうれしかったとのことです。微笑ましいエピソードですね。
次に、田中先生は、体操の技を見せてくださいました。子供達もできる前転や側転ですが、これまで見たことのないような美しい動きに、子供達も先生方もびっくりです。
今度は、バク宙を見せてくださいました。とても高い位置で回っていて、すごいです。見ていたみんなから大きな歓声が上がりました。
すごい技を見せていただき、やる気が高まってきた子供達です。さあ、今度は実技指導です。まずは、準備体操です。
田中先生が繰り返し取り組ませていたこの後ろに倒れる準備体操は、実は今日の練習技の土台となるものでした。このときは子供達もよく分かっていませんでした。後で、これが大切だったことに気づくのです。
難しいようで、なかなか上手くいきませんね。みんなあきらめずにがんばって!!
それでは、いよいよマット運動に取り組んでみましょう。まずは、前転からです。できる技でも「より上手に」「よりきれいに」などのように技のレベルを上げることが大事だそうです
頭の上に手を置いて回る後転を教えていただきました。回りやすいようです。このやり方は、後で3年生が挑戦していて、上手に回っている子が多かったです。
ちょっと難しい「首はね起き」に挑戦します。なかなか難しいようです。
ここで、さっきの準備運動が役立ちます。かっこいい技ができるようになるには、地味な基礎運動をしっかりやることが大切なのですね。
少し形になってきた子もいましたが、道のりはまだまだ厳しいようです。でも、子供達は何度も何度も挑戦していました。「できるようなる」うれしさを感じているようです。
マット運動の後は、質問タイムです。子供達のいろんな質問に笑顔で、真剣に答えてくださる田中先生でした。
今日の活動の最後に一人ずつメダルに触らせていただきました。みんな大感激!!です。
握手やハイタッチもしていただいて、子供達はうれしそうです。
田中先生が6年生と一緒に給食を食べてくださいました。うれしくてたまらない6年生の子供達です。田中先生の近くにどんどんみんな集まってきます。
男の子達の筋肉自慢が始まりましたよ!田中先生の腕の筋肉にびっくり!!
すごい体操選手で、かっこよくて、お兄さんのように優しい田中先生の大ファンになりました。田中先生、今日はありがとうございました。
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