内町だより 10月16日(水)
今回の台風19号では、大きな被害が出てしまいました。学区内でも河川の氾濫があった箇所があり、地域の皆様の心配は図りしれないものがあったと思います。被災された皆様には、心よりお見舞い申しあげます。一日も早く、日常が戻るよう祈るばかりです。このような大変な中ですが、昨日15日に小教研体育科授業研究会を実施することができました。内郷二中さんが駐車場を貸してくださったり、PTA役員さんや小教研の理事の先生が駐車場係を引きうけてくださったりとたくさんの皆様にサポートをいただきました。おかげさまで、子供達や先生方の頑張りを市内の先生方に見ていただくことができました。ご支援をいただいた方々に心より感謝しております。ありがとうございました。それでは、授業公開の様子からお伝えします。
1年生は、「ボールを使った運動遊び」に取り組みました。今までの活動と今日の活動の違いは、的の前にガードがいることです。
的に当てさせないように、ガートも一生懸命に動いています。
今までのようには、うまく当たりません。どうしましょう?
こんな時は、作戦タイムです。みんなで頭を寄せ合って、一生懸命に話し合っています。いいアイデアも出ていました。みんな頑張っていますね!
最後のホイッスルが鳴るまで、何度も何度も的に向かってボールを投げ続ける姿がとても頼もしく思えました。投げ方が上手になって、ボールにスピードも出てきています。
投げる力は、こうやって小さいうちから運動遊びを通して培われていくのだと感じます。これからもたくさんボール遊びを楽しんでほしいと思います。
4年1組では、保健の授業を公開しました。これまでの自分の体の成長を感じるとともに、これからの成長の様子に関心と喜びをもてるようにすることがねらいです。
始めに、赤ちゃんの頃の衣服を見たり、実際に触れたりしました。大きくなった自分に改めて驚いていました。みんな本当に大きくなりましたね。
小学校に入学してからの身長の伸びをすくすくテープを作って確認しました。友達と交流して、成長の仕方には個人差があることに気づいた子供達です。
4年1組の子供達は、日々どの授業でも『出会いの場』で出会った友達と自在に交流する活動を行っていますので、今日も活発に意見を交換することができていました。
成長の仕方について、保健の先生からさらに詳しくお話を聞き、さらに理解を深めることができました。子供達は真剣な表情でお話を聞いていました。一人一人違うペースで成長は進んでいくのですね。
4年1組の温かな学級の雰囲気のなか、子供達は自分のこれからの成長を楽しみに待つ気持ちをもつことができました。自分の体を大切にしてくださいね。
5年1組と2組は、合同で『跳び箱運動』に取り組みました。多くの参観の先生方がいて、緊張したかと思いますが、子供達は一生懸命に取り組んでいました。まずは「切り返し系の技」開脚跳び、大きな開脚跳びの練習です。上手にできるようになった友達の演技を見て、参考にしています。
上手だと思うポイントを発表しています。子供達からの意見には、良い気づきがたくさんありました。
次は、『回転系の技』台上前転や伸膝台上前転などの技の練習です。自分のめあてに合った練習場所を選んで活動しています。
マット運動でもそうでしたが、跳び箱運動でも「できるようになった喜び」を味わった子供達がたくさんいました。本当にうれしいことですね。これからの運動への意欲に必ずつながるものと思います。
体育科授業研究公開は終了しましたが、本校の体育への取り組みは続きます。今朝も良いお天気の中、「キウイダンス」で盛り上がりました。
子供達が楽しそうに踊っているので、こちらまでとてもうれしい気持ちになります。
上級生のお姉さん達は、振りもバッチリでそろっています。
1年生は、何をやっても本当に可愛いです!
全校のみんなで楽しめるこの「キウイダンス」は、最高ですね!
楽しく踊った後は、みんな仲良く教室に戻ります。今日も1年生が6年生のお姉さんたちにじゃれついています。優しい6年生のお姉さんが大好きなのです。
今回の体育の研究で、私たちは多くのことに気づき、そして学びました。これからも子供達の笑顔と健康を大切にした内町小の教育を教職員全員で進めていきます。最後になりましたが、これまで親身になってご支援をくださいましたいわき教育事務所の愛川政弘先生、小松和宏先生、いわき市教育委員会の白土勲先生、そして、研究公開の運営をバックアップしてくださった小教研体育部の平子宗司部長先生を始め理事の先生方、さらに、子供達を毎日元気に学校へ出してくださった保護者の皆様に心より感謝申しあげます。 ありがとうございました。
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