明治31年に炭鉱で働く方々の子どもたちのために白水小学校の前身となる「智徳学館入山白水説教所」が設立され、昭和28年に現内町小学校の分教場から独立した「いわき市立白水小学校」は、これまでにのべ1971名の卒業生を送り出してきました。
しかし、児童数の減少により、平成5年度からは複数学年が共に学ぶ複式学級が始まり、ここ数年間は全校生が10名に満たない年が続いてきました。
本年度は全校生が3名となり、うち2名が6年生であることから、平成31年度には全校生が1名となることも予想されたため、昨年度より、いわき市教育委員会、保護者、地域の皆様と、今後の白水小学校の在り方について話し合いを進めてまいりました。その結果、子どもたちの将来を考え、閉校はやむを得ないという結論に至りました。
このため、いわき市議会6月定例会において、白水小学校の閉校に関する条例が議決され、平成31年3月31日をもって閉校とすることが正式に決定いたしました。
長い歴史と伝統をもち、たくさんの地域の皆様から愛された白水小学校を閉じなければならないことは誠に残念ではありますが、今後は、閉校に向け、準備を進めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
なお、閉校に伴う式典等につきましては、詳細が決まり次第、お知らせいたします。