こんなことがありました

筆ペン漢字テスト

 
 本校では、毎日の漢字テストを筆ペンを使って取り組ませています。この取り組みを始めて2か月になります。
 このきっかけは、11月に湯本三中で開催された「県書写書道研究大会」での山梨大学、宮澤正明先生の講演です。
「今、高校の入試問題も変わってきています。これまでは『漢字で書きなさい。』という問題文が『漢字に直して、楷書でていねいに書きなさい。』という問題文に変わってきています。これは、正しい漢字を書くことができたかどうかだけではなく、文字の形が整っているかどうかまで評価されるということの表れです。文字を整えて書くために有効な道具が毛筆です。単に作品を仕上げるための道具としてではなく、日常的に文字を書く道具として使わせることで、止め、はね、はらいを意識して書くことにつながり、鉛筆の文字に作用してきます。」
というような内容でした。
 筆ペンはさっと使える便利さがあり、毎日続けることで使い方にも慣れてきたようです。
 また、消しゴムが使えないので、よく考えてから書くようにもなってきています。