日誌

今年はフタバスズキリュウが発見されて50年目にあたります

 今から50年前の1968年、当時高校生であった鈴木直氏が本校近くの大久川河岸で見つけたクビナガリュウ化石は、フタバスズキリュウと名付けられ「Futabasaurus suzukii (フタバサウルス・スズキイ)」という学名で、日本を代表する古生物として有名です。
 発見からちょうど50年目にあたる今年は、東京の国立科学博物館が収蔵する貴重なオリジナル化石の一部がほるるで公開されます。ほるるでは発見から50年の間に判明した新事実や、化石発掘にいたるいわきの地質調査・化石発掘の歴史とフタバスズキリュウ発見の物語の紹介に加え、これまた本校近くにおいて日本テレビ「ザ!鉄腕!ダッシュ!!」で発見されたクビナガリュウ化石も公開します。7月21日から10月31日までの長期間にわたる特別展です。
 本校では児童が9月28日(金)に見学に行ってきます。地元に里帰りした本物の化石を見て、約8500万年前に恐竜が生きていた海の中にある学校を想像してみたいと思います。