日誌

陶芸体験学習を実施しました

 昨日、5・6年生が地元で活躍されている陶芸家新谷辰夫先生の窯を訪問し、陶芸体験教室を開催しました。
 新谷先生の窯は本校の学区内にあります。「新谷窯」と書いてある木の看板を見て道路から木立の中に入ると、茅葺きの家がありました。そこが新谷先生の自宅兼窯です。時間がタイムスリップしたかのような日本の原風景の中で、新谷先生は作品を制作されています。大きな壺から湯飲み茶碗、ご飯茶碗、コーヒーカップに皿といった実用的かつ芸術的な作品が多く展示されていました。色合いもいろいろで、好みの作品を選ぶのに迷ってしまいます。記念の品として、思い出の品として選ばれるのもいいかと思います。
 さて、体験教室ではまず、手びねりで作品を制作しました。粘土を丸めたり、伸ばしたりしてお皿や湯飲み茶碗、人の形をした芸術的な?作品などを制作しました。6年生はろくろを使う体験もさせてもらいました。新谷先生がひとりひとりと向き合って、ろくろをはさんで、手をとって丁寧に教えてくれました。ちょっとした力の入れ加減で形がどんどん変わることを恐る恐る体験しました。先生のご指導のおかげでみな形のよい作品ができました。
 今回制作した作品を素焼きし、来月は色づけをします。その後、窯で焼いて完成です。どんな作品にできあがるかとても楽しみです。