日誌

伝統食教室を実施しました

 12月1日に伝統食教室を実施しました。いわきに伝わる伝統野菜を取り入れた料理を、いわき市農業振興課、大久じゅうねん保存会、四倉給食共同調理場、JA福島さくら、保護者の皆様のご協力、ご指導の下、子どもたちが調理し、みんなで味わう体験教室です。開講式ではいわき市農業振興課鈴木課長補佐よりご挨拶をいただき、いわきの伝統食について四倉給調の岡田先生から講話をいただきました。その後分担して学年ごとに調理を始めました。この日のメニューは以前にもご紹介した「じゅうねんフルコース」です。今年、子どもたちが種から栽培して収穫したこの地区の伝統野菜「じゅうねん」をすべても料理に取り入れ、伝統野菜「むすめきたか(あずき)」を餡にしてすりじゅうねんをまぶしたじゅうねんおはぎ、「おかごぼう」「とっくり芋」をいれたじゅうねん長生きけんちん汁、「太白(さつまいも)」と「むすめきたか」といわき特産の「ふくはる香(いちご)」をはさんだじゅうねんどら焼き、すりじゅうねんと味噌をまぶした豚肉のじゅうねん味噌焼きのじゅうねんフルコースです。初めての取り組みで、しかも60人分という量で不安もありましたが、子どもたちは楽しくもせっせと作業をこなし、予定通りに調理することができました。何より準備、段取りいただいた多くの皆様のおかげです。ありがとうございました。
 体育館で全員で食べたじゅうねんフルコースはとてもおいしかったです。おかわりをしてたくさんいただきました。身も心も充実感でいっぱいになりました。
 5校時目は全校生でじゅうねん作りで学んだことを発表しました。会場の方々に、子どもたちの取り組みやいわき伝統野菜を紹介し、すばらしい伝統食教室になりました。子どもたちは来年もじゅうねん作りをやりたいと言ってくれました。苦労もありましたが、取り組んできてよかったです。お世話になったたくさんの方々、本当にありがとうございました。