日誌

スーパー・ブルー・ブラッドムーン

 昨夜の皆既月食は見られたでしょうか。月の距離が地球に最も近くなる「スーパームーン」と、月に2度目の満月となる「ブルームーン」、そして皆既月食により月が赤っぽく見える「ブラッドムーン」がすべて同時に起こることからスーパー・ブルー・ブラッドムーンと言われ、大変珍しい天体現象でした。テレビでライブ映像も放送していたようですが、親子でいっしょに実際に夜空を見上げ、珍しい現象を目の当たりにすることは、科学の興味関心を大いに高めてくれたことでしょう。
  ブルームーンは、俗に「見ると幸せになる」と言われています。数年に一度と言われているブルームーンですが、次回はというと……なんと今年3月31日に現れるそうです。ブルームーンが1年に2回もあるなんて、これまた珍しいです。2018年はちょっと特別な幸せの年なのかもしれません。
















































 ちなみに、昨日は皆既月食でしたが、皆既日食も日本で起こります。昼間に太陽が月で隠されて真っ暗になります。それは2035年9月2日に起こります。今から17年後です。能登半島から長野、前橋、宇都宮、水戸といった細い皆既帯で皆既日食が起こります。いわきは皆既帯に近いですので、大部分が欠けた部分日食になります。一生に一度見られるかどうかの皆既日食ですから、見てみたいものですね。
(図の青い線の間で皆既日食が見られます。赤線はその中央です。)