こんなことがありました

3ツ星 手話教室①

4年生、手話教室がありました。

講師の先生から「耳が聞こえないとどんなことで困ると思う?」

「会話が弾まない」「電車などのアナウンスがわからない」「災害の時に気づけない」

「悪口を言われてもわからない」「車の運転が危険」子ども達からいろいろな予想が出されます。

「悪口は聞こえない方が良いから、幸せなこともあるのよ。」先生が子ども達の意見に楽しく返事をします。

「でも、災害は困るわね。」能登で起きている地震・大水被害で、どんなことで困っているかをお話してくださいました。

耳の聞こえない人とどんな方法でコミュニケーションがとれるか、考えてみようと先生から。

「筆談」「手話」「携帯に書いて見せる」

「身振り」「手のひらを使って」「空気中に書く」「口の形」

先生が「7つあげてみよう」の問いかけに次々と7つ、回答が出る4年生。

「口の形からお話を読むこともあるから、コロナでマスクが必要だったときは困っていました。」

先生のお話を聞いて、そっとマスクを外す子がいました。

ありがとう、今日はマスクを外して臨もうとしてくれているんだね。

「さて、次はみんなの手話を先生が当てるよ」まだ手話を習っていない子ども達が、自力でジェスチャーを使って言葉を先生に伝えます。

「木」先生に伝わるかな?

「学校」

「土」

「ケーキ」

「うさぎ」

「ねこ」手話を知らなくても、これまでの経験や知識を生かしてジェスチャーで伝えられることも有ることが分かりました。

 

伝えることの楽しさが分かったところで、いよいよ指文字を学びます。

先生も一緒に。

「あ、い、う、え、お」

子ども達の意欲は最高潮。後半戦は明日、アップします。