こんなことがありました、大浦小学校
4年生、保健体育の授業。
小さい時に着ていた服、靴を家から持ってきて・・・
『体の成長とわたし』の単元、1時間目。
赤ちゃんの人形を抱いた養護教諭の先生が登場。「寝ているから静かにしてね。」大騒ぎになる前に優しく制されて授業がスタート。
まずは抱っこしてみよう。「意外と重い!」「軽いよ。」色々な反応がとびだします。
赤ちゃんの順番を待っている間に持ってきた洋服を体に当てたり、友だちと交換したり。
友だちに合わせてみたり。
着てみようとする子も。
自分の成長を感じます。
4年生の保護者の皆様、赤ちゃんの頃の衣服等の準備、ありがとうございました。
子ども達が実感を伴いながら、身体の成長と違いに気づくことができました。
お人形でも赤ちゃんの小さき存在を感じて、大事に大事に扱う子ども達。
1歳頃の赤ちゃんの手形に手を合わせて。
さまざまな方法で子ども達が今日、学習すること・「本時のめあて」をつかんでいきます。
本時のめあて「わたしたちの体は、どのように成長し、これからどのように成長していくのか調べよう。」
机のマットの下から、これまでの身長の伸びがわかる『健康カード』を取り出して、どれだけ1年間で成長したかをグラフに色塗りしていきます。
1年間で何センチ伸びただろう。
一番、伸びていたのはいつ?!1年生から2年生?
自分の比較だけでなく、友だちとも比較してみよう。
紙テープで実際の身長の伸びを視覚的にも確認。
自分の変化、友だちの変化を数字で、テープで。
今度は、さらに教科書を使って。
私や友だちだけでなく、色々な人たちの身長の伸び方を調べていきます。
班ごとに気づきを共有。
「伸び方には一人一人、差があるね。」
「女子は早い時期にたくさん伸びるね。」
タブレットの機能の一つで、班ごとにみんなで同じボードに書き込んでいって、話し合いができます。
全部の班が発表。『誰が気づいたことをタブレットに書き込む?』『誰が発表?』短い時間で分担!テキパキ!
「体は年齢をともに発育し、変化します」養護の先生との単元の学習がスタートしました。今後も、2人の先生で保健体育の授業を進めていきます。
『身長だけではない、他にも色々変化が起きていくこと』今後の保健体育で学んでいきます。
先生が説明しなくても、「子ども達が実感を伴って気づく、学習課題に気づく、学習内容を理解する」そんな授業を見せてもらうことができました。
そして先生の問いかけにすぐに反応する、気づきを言葉で表せる、そんな4年生の活発なやりとりがたくさんみられる素敵な授業でした。
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