こんなことがありました

登下校における日傘の使用について

 先日、保護者の方々より「登下校での日傘の使用」について問い合わせがありました。

 日差しが強く暑さが厳しくなっている中、地区によっては、登下校中、日陰がないところを長時間歩かなければならない地区もあり、健康面でも厳しい状況が見られます。そのような状況を心配してのことと思います。

 日傘を使うことで熱中症予防に大いに効果があると考えられます。ただ、傘をさすことで視界が悪くなることや、傘の骨の先が後ろを歩いている子の眼に入ってしまうなどの危険も心配されます。

 日傘の使用については、子どもの健康面と心配される危険回避の両面を考える必要があると思いますが、登下校のことなので学校単独で決めかねるところですので、PTA会長をはじめ役員の皆様と相談し、次のようにしたいと考えました。

○日傘の使用については各家庭で判断してもらう。

○日傘を使用する場合は、後ろとの間隔をとったり、登校班の後ろに並んだりするなど班ごとに配慮する。

○日傘の使用については、9月30日までの期間に限定する。

 今年度については、このような内容で日傘の使用を認め、今年度の反省をもとに、次年度以降更に検討してまいりたいと思います。日傘の使用について問題が生じた場合には、随時対応したいと思いますので、学校にご相談下さい。

 学校としては、子どもたちの健康と登下校の安全を第一に考えておりますのでご理解をよろしくお願いいたします。

     いわき市立夏井小学校長 角田 健司

     いわき市立夏井小学校PTA会長 木村 活昭