こんなことがありました

今日の夏井っ子2(イレブン魂を込めて)

22日の陸上大会にむけて6年生が練習に励んでいます。

リレーの練習では、全員でバトンパスに力を入れています。

運動会のリレーのバトンパスとは少し違いますが、

写真をみてわかるでしょうか。

下は今年の運動会のバトンパスの様子です。

運動会では、なかなか練習の時間をとれないので、下の写真のようになるのは必然です。

大きな違いは、後ろを見るかどうか。

これは、練習からくる自信と前後の選手の信頼関係が大きくかかわってきます。

日本男子がオリンピックや世界選手権でリレーでメダルを獲ったのは記憶に新しいですが、

4人のメンバー中、一人も100メートルで決勝にいっていませんでした。

では、なぜ「短距離で遅い日本人」がメダルをとれたのでしょうか。

それは、バトンバスが世界で一番うまいからです。(東京五輪では、残念ながら失敗)

スピードを落とさずに、メンバーの特性をいかしてつなぐことができるからです。

そこまで、こだわって練習する国はどこにもないから、メダルを獲れたんですね。

夏井小もそのバトンパスにこだわって(姿勢、手の形、助走距離、かけ声、バトンの姿勢、バトンの押し込み方・・・まだまだあります)練習しています。

工夫して練習した結果が、パスやタイムとして出てくるととても楽しいのがリレーです。

本番でリレーに出場しない子たちも、あれこれと相談しながら試して楽しんでいます。

チームとしてリレーから得る学び(体力向上、思考力、分析力、技術面、精神面等々)が大きいことがわかります。

みんな真剣に取り組んでいる様子はとても清々しく、自然と励ましたくなります。

ぜひ、がんばっている6年生への応援をよろしくお願いいたします。