高久小学校 日記

快挙! 全国大会出場!

 昨日、「あづま陸上競技場」で行われた「第35回全国小学生陸上競技交流大会」(日清カップ県大会)に、本校から5名の児童が出場しました。

 小雨降るあいにくの天気で、この時期の「あづま陸上競技場」としては異例の寒さに驚きましたが、準備万全の子供たちは、動じることなく、最高の準備をして試合に臨みました。

 県内で唯一、国際大会も開催できる一種競技場のあづま。電光掲示板に、スタートリストや結果、競技の様子などが映し出され、県大会の雰囲気も高まります。

 いわき大会でマークした校内最高記録(自己記録)を更新する14秒13で予選を走り、見事「A決勝」に進んだ大平さん。スタート前の緊張の表情がスクリーンに映し出されます。

決勝でも、見事な走りで14秒09総合6位になり、校内最高記録をさらに更新しました。

 会場に流れる「男子コンバインドB(走幅跳び+ジャベリックボール投げ)の結果をお知らせします」のアナウンスの後、スクリーンに映し出された結果を見て、一瞬、時が止まりました。「高久DX」の文字が、一番上に…。

 そう、早川君が県内の並み居る強豪を相手に見事「優勝」の快挙を成し遂げ、全国大会への切符(各種目の優勝者のみ)を手にしました! 「高久DX」のみんな、大盛り上がりでした!

 早川君は、8月9日・10日に、横浜市の「日産スタジアム」で行われる全国大会に出場します!その様子は、後日、NHKで全国放送されます。

昨年度、「女子走幅跳び」で準優勝し、東日本(北海道)大会に出場した鈴木さんに続く快挙! 高久の子供たちのスゴさを、改めて痛感しました! おめでとう!!

 表彰式後も、全国大会参加の事務手続き等でかなりの時間を取られましたが、テントに戻ってみると、メンバーと保護者の皆さん全員が待っていてくれて、自分のことのように喜び祝福してくれました!

 私は、子供たちに常々「陸上競技は個人競技ではない。チームスポーツだ!」と話していますが、高久の子供たちのチームワークと、保護者の皆さんの温かなご協力、特別コーチの国井先生をはじめとする地域の皆さんの支援・・・。これが、子供たちの力を最大限に引き出す、「チーム高久」の力なのだと改めて感じました。

 遠く福島の地で、全力で闘った子供たちの、清々しい表情。結果がどうあれ、大会への参加を通して、目標に向かって頑張ることの大切さと難しさ、仲間や家族の大切さなど、たくさんのことを感じてくれたらいいなぁと思っています。

 「来年、またここに戻ってくるぞ!!」 そんな声が聞こえてきそうな、男の背中・・・。こうして、先輩の背中が下級生たちの心を動かす・・・、高久のすばらしい子供たちに、大きな拍手を送りたいと思います。

 感動をありがとう・・・。勇気をありがとう・・・。

 「高久DX(デラックス)」の活躍は、まだまだ始まったばかりです!! さあ、また今日から、新しい目標に向かって、何度でも何度でも挑戦していこう!!