高久小学校 日記

薬物乱用防止教室(6年)

 5校時に、6年生を対象に「薬物乱用防止教室」が行われました。これは、平成7年以降の覚せい剤による検挙者の急増を受けた「第5次薬物乱用防止5か年戦略」に基づき年1回開催しているものです。

 保護司で、福島県薬物乱用防止指導員の石田 冴子 様 を講師にお迎えし、薬物が体に与える影響や依存症の恐怖、身の周りにあふれる薬物と誘惑などについて、お話いただきました。

 初めにDVDを鑑賞して、薬物の種類や危険性、依存症などについての基本的な知識を学びました。

 その後、石田様からお話をいただきました。実は、福島県は薬物乱用による検挙数が、東北でも常にワースト1位・2位という状況で、中でも、いわき市はその割合が高いそうです。

 薬物乱用…、あまり身近には感じていませんでしたが、決して他人事ではないのだと実感させられました。

 石田様は、長く警察署にご勤務されてこられた方で、豊富な指導経験に基づき、薬物の恐ろしさや薬物が招く家族の崩壊などの事例についてお話ししてくださいました。貴重なお話に、子供たちも真剣に耳を傾け、たった一度だけでは済まない薬物の怖さと、「ダメ!ゼッタイ!!」を感じていたようでした。