高久小学校 日記

外国語活動<6年>

 4校時に、急遽、6年生の「外国語活動」の授業に入ることになりました。先進国日本が、なぜ、ここまで英語力が低いのか、「音素認識力」「英語学習の間違い」など、その原因をいくつか紹介しアルファベットジングルカードの練習をした後で、私が、最大の原因と考えることをVTRで見せました。

 英語が全く話せないコメディアンが、持ち前の度胸と勇気で、アメリカで一人ミッションを次々にクリアしていく、あるテレビ番組ですが、いわゆる「出川イングリッシュ」と呼ばれるものです。

 逆に、英語が堪能なバイリンガルの美人タレントは、ミッションをクリアできませんでした。なぜ・・・

 VTRの中に、そのヒントがありました。意味不明の単語を並べる出川さんに対して、アメリカ人が言った一言、「君が何を言いたいのか、分かってあげたい!」出川さんの熱い思いが、人を動かしました。

 ある英語担当の指導主事の言葉です。「出川の倍の知識と、半分の勇気があれば英語は話せる。出川の倍の知識は、中学校の英語をきちんと学習すれば身に着く。問題は、出川の半分の勇気を持てるかだ。」

 日本人が英語を話せるようになるかどうか、そのカギは「出川イングリッシュ」にあるのかもしれません。