高久小学校 日記

私の「きらきらさん」

 今日の全校集会で、昨日の「日清カップ県大会」「いわき市スポ少陸上大会」の表彰がありました。

5年生の鵜沼君が出した記録14秒88は、校内記録を更新しました。 

 県大会で闘ってきた「高久DX」の5人。チーム高久の闘いぶりと、勝利を呼び込んだチームワークを紹介し、健闘を称えました。

 優しい行動や善い行いを紹介し合う「きらきらタイム」。今日もいろいろな「きらきらさん」が紹介されました。

 その発表の中で、新たな「きらきらさん」に、心を打たれました

 1年生の男子の発表の際、「わたしのキラキラさんは…」という言葉に、ちょっと笑いが起きました。というのは、子供たちの中では、男の子は「ぼく」、女の子が「わたし」というイメージがついていて、男の子が「わたし」ということに、ちょっぴり違和感を感じてしまったためでした。

 恥ずかしそうにする1年生・・・。私は、すかさず「間違いじゃないんだよ。」とみんなに説明しました。

 ところが、次に発表した3年生男子も、5年生男子も、「わたしのきらきらさんは…」と発表しました。思うところがあった私は、発表後に5年生の発表原稿をみせてもらいました。そこには、思った通り「ぼくのきらきらさんは…」と書いてありました。

 きっと、1年生が恥ずかしそうにしているのを見て、この2人は、あえて「わたしの…」と言ったのです。これが、本当の「優しさ」「思いやり」なのだと、何とも言えない感動がこみ上げてきました。同時に、「間違いじゃないんだよ。」なんて説明した自分の安っぽさが、恥ずかしくなりました。

 私が見つけた「きらきらさん」。2人の「さりげない」「かっこいい」行動に、「優しさ」の意味を教えられた気がしました。