高久小学校 日記

算数科授業研究会<5年>

 2校時に、5年生で今年度4回目の授業研究会を行い、夏井小、藤間中の先生方にもご参観いただきました。

 今日は、平行四辺形の面積の求め方を考える授業です。

 既習事項である、長方形や正方形の面積の求め方を生かして、類推的に考える力を育てます。

 既習の図形との違いに着目し、面積を求められる長方形や正方形に変形していきます。

 自力解決した互いの考えを発表し合います。「すごい、そんなやり方でもできるんだ」「やり方は違うけど、みんな長方形にしているね」など、「学び合い」によって友達の考えの良さ・共通点などに気づき、考えを整理・統合していきます。

 全体での話し合い。自分で説明せずに、補助線だけ引いて「私はどうやって考えてでしょう?」というクイズ形式で、友達の考えを説明(再生)していきます。

 子供たちの考えを可視化するために、担任が自作した教材。これが、子供たちの理解を助けました。

 45分間があっという間に感じるほど、子供たちが真剣に考え学び合う、楽しく充実した、質の高い授業でした

 この授業に至るまで、担任ばかりでなく全職員で事前研究会を3回も重ねた他、模擬授業も自主的に行うなど、本校職員の熱心な姿勢が、本校の授業を確実にレベルアップさせています。

 手前味噌で恐縮ですが、本校職員の姿は、まさに次期指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」そのものです。夕方の事後研究会でも、活発な論議がなされていました。