高久小学校 日記

版画特別授業②(5年生)

 2・3校時に、版画家の坂本勇先生を講師にお迎えして、5年生に「版画特別授業」(2回目)が行われました。

 下絵に「墨描き」(ペン等で縁取りをすること)をしています。

「墨入れ」する(掘らない部分を塗りつぶす)ことで、彫り間違いをなくします。

 先生の版画コレクションから、本物の「浮世絵」を見せていただきました!北斎の「富嶽三十六景」、広重の「東海道五十三次」、歌麿の「美人画」などの教科書で見た美術品の実物(本物)を目の当たりにし(裏面にはバレンの摺り跡もありました)、その繊細さと美しさに圧倒されました!

 信じられないほどの細やかな描写(この写真では伝えられませんが…)。版画であることが信じられない超繊細な技術…、絵師・彫師・摺師、日本の職人の卓越した技と誇り高き仕事ぶりに、ただただ感動しました!

 坂本先生、貴重な作品を見せていただきありがとうございました。