高久小学校 日記

真のボランティア

 朝、陸上練習を終え校舎内に入ると、花壇のあたりに何やら人影が…。窓を開けてのぞいてみると、練習を終えた子供たちが、花壇の草取りをしてくれていました。朝の会がもうすぐ始まる忙しい時間、練習で汗を流して喉も乾いているはずなのに…。係でもなんでもないのに、誰が言うともなく、せっせと草取りをし、あっという間にゴミ袋いっぱいになりました。 朝から、とってもいい気持ちにさせてくれました。ありがとう!

 2時間目の休み時間、サポートティーチャーの鴫原先生が、3年生の理科の準備をしてくれているのが目に留まり、窓を開けてみて、ビックリ! また、子供たちが草取りの続きをしているのです!

 結局、休み時間終了まで、ずーっと草取りをしてくれました。暑い中、遊ぶ時間を削ってまでボランティア活動をしてくれる子供たち…彼女たちの姿を見ていて、あの「温かな夜」の記憶が蘇ってきました。「学校だよりNo.2(5月号)」でもご紹介した、4月下旬の「PTA運動会事前打合せ会」での保護者の皆さんの姿です。

 真のボランティア、いや、真の優しさを、またまた垣間見ることができ、この地域の、高久の”人”の温かさが、この子たちの優しさを育んでいることを、改めて痛感したシーンでした。