高久小学校 日記

学びと遊び 6年生研究授業と大休憩 PTA執行部役員会

6年生が研究授業を行いました。

算数科で「角柱と円柱の体積」の単元です。

現職教育の研究主題は「自分の考えをもち、数学的に表現し伝え合う子どもの育成~子どもの考えをつなげる教師のコーディネート力」です。

本校では、授業力向上の核を現職教育と捉えており、研究授業はまさにその本丸です。

研究授業の中で、よさがあれば全職員で共有して自分の授業に取り入れ生かしていき、

課題が見えれば課題解決のための方策をみんなで考えていきます。

これまで、今日の授業に向けて、高学年ブロックでの授業案検討、その後、全体での授業案検討会。

修正点について再度ブロックでの授業案検討会を行い、昨日もPTAの執行部役員会終了後に

遅くまでブロックで模擬授業を行い、今日の研究授業に臨んでいました。

この後、今日の授業について全体で事後研究会を行い、成果と課題を洗い出します。

教師間に主体的で対話的な学びの関係が構築できることも、子ども達に主体的で対話的な

学びを促す際に大切なことと考えています。

子ども達は、6年生らしく落ち着いた態度で最後まで授業に臨んでいました。

授業を教員同士が互いに見合って研修する「授業研究」は、授業の質を

維持向上する優れた方法として世界からも注目を集めています。

こうして、磨いた授業力は、日々の子ども達との授業に還元していきます。

 

授業で真剣に学んだ後は、大休憩に思い切り外で遊んで気分転換です。

今の子ども達は、下校後に帰宅してからの時間や休日に

「外で友達と自由に遊ぶ機会」

というのが非常に少ないのではないでしょうか。

そういった意味でも、学校の大休憩は子ども達にとって貴重な時間だと考えています。

 

昨日、PTA執行部役員会を開きました。

協議内容は、運動会およびその役割分担などです。

福島県内でもまだまだ感染が治まらない状況の中、

種目数を限定して運動会を実施します。

協議の上、PTA執行部役員の方々からもご理解をいただき、

運動会実施に向けてまた1歩、力強く前進できました。

1学期実施できなかった運動会でしたが、思い出深い運動会となることを

願って教職員も準備を進めています。

運動会を通して、子ども達は一段と「たくましく 考え やさしくできる子」に

なることと思います。

お忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。