高久小学校 日記

「外国語活動」授業研究会(6年)

 5校時に、6年生が「外国語活動」の授業研究会を行いました。2年後の英語の教科化(外国語科)に向け、新学習指導要領に基づいた授業を行い、小学校英語教育のねらいと方向性を全員で確認しようと行われたものです。

 「音素認識力」を高めるため、本校オリジナルの「アルファベット・ジングル」カードを作成し、授業の最初に毎時間取り入れています。今日は、授業に合わせた「COUNTRY(国旗)」バージョンで行いました。

 ※その様子の一部を「動画Contents」ページでご覧ください。

 「国旗カード」ゲームで、世界の国々への関心を高めます。実は、Alphabet Jingleカードの国旗が一部間違えていたのを子供たちが発見してくれました!

 「定型表現を繰り返して覚える」と誤解されがちですが、小学校の英語で大切なのは「伝えたいこと」を知っている英語を駆使して伝えようとする態度です。「伝えたい・話したい」がなければ、単なるアクティビティ(活動)が楽しいで終わってしまいます。

 自分が関心を持った国に実際に行くには、出入国審査を通らなくてはなりません。そのミッションをクリアするために「パスポートゲーム」を取り入れました。

 単なる「パターン・プラクティス」ではないから、会話の中にも「Oh! Good!」「Great!」等の言葉が自然に出てきます。

※ ゲームの様子を「動画Contents」ページでご覧ください。

 あるTV番組の「出川イングリッシュ」ってご存知でしょうか?英語が全く話せないコメディアンが、持ち前のバイタリティで、次々にミッションをクリアしてしまうものです。

 英語が話せない日本人に最も必要なものは、出川の倍の「知識」ではなく、出川の半分の「勇気」なのだと考えます。本校が目指すもの、「英語の持つ力」(身振り・手振り・豊かな表情等)で、「コミュニケーション意欲」の向上を図っていきたいと考えています。