算数科授業研究会<1年>
2校時目に、1年生算数科の授業研究会がありました。「どちらがおおい」という単元で、水のかさ(体積)を比べる活動を通して、体積についての意味や感覚の基礎を身に付けるものです。夏井小の先生も、授業を見に来てくださいました。
「あ」と「い」のペットボトルの体積は、どちらが多いかを考えます。昨日の授業で子供たちが考えた3つの方法で比べてみます。
まずは、「直接比較」です。「あ」の水を「い」のペットボトルに移し替えて、体積を比べます。
「『い』のペットボトルの水があふれたから『あ』の方が多い!」「『あ』の水があまったから、『あ』の方が多い」
今度はその逆(『い』の水を『あ』のペットボトルへ)もやってみました。
「『あ』のペットボトルは、いっぱいにならなかったから、『あ』の方が多い」
次に、「間接比較」です。形も大きさも同じ容器に、それぞれの水を移し替えます。
水の高さを比べて、「やっぱり『あ』の方が多い」。二つの重さを比べて「こっち(『あ』)の方が重い!」という子も。
最後に、「任意単位での計測」です。同じカップを使って、それぞれ何杯分か調べます。
「『あ』は6杯で『い』は5杯と半分だから、『あ』の方が多い」
3つの方法で分かったこと(理由)を、ワークシートに言葉でまとめます。
今日の学習で分かったことや感想をノートにまとめます。頭の中を言葉で表現するのは難しいことですが、これが、数学的思考力を育てる大切な力になります。
今年度2回目の授業研究会。友達と協力して一生懸命に活動しながら、たくさんの「つぶやき」と「学び合い」がある授業でした。「活動しながら思考し、思考しながら活動する」素晴らしい授業「価値ある活動」でした。
「学校保健委員会」終了後に行われた事後研究会でも、活発な意見交換がなされました。「チーム高久」の取り組みが、日々、授業を改善しています。
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