日常の学校のようすをお伝えします!!

心に通じた「どうぞ」のひとこと

 今日は、6年2組の道徳の授業をご紹介します。
『列車に乗る主人公の前に腰の曲がったおじいさんがやってきます。席を譲ろうと思いつつも、「どうぞ」が言えずにその場を離れ席を空ける主人公。しかしその席は、別の人に座られてしまいます。しばらくして人が少なくなり、おじいさんは座れたようですが、突然主人公の前に来てこう言ったのです「ありがとう。すわらせてもらいましたよ。」「どうぞ」が言えなかった主人公ですが「ありがとう」と言ってくれたおじいさんのひとことで、心がやさしい気持ちでいっぱいになりました。』といったお話です。
 子どもたちは、「ありがとう」と言われたときの主人公の気持ちを考えそれをたくさんの友だちと伝え合ったり、親切にしたりされたりして互いに心があたたかくなった経験を交流したりしました。先生や友だちの話を頷きながら聞く様子、話をする友だちの方にしっかり体を向けて真剣に聞く様子、男女隔てなくたくさんの友だちと意見を交流する様子、そんなみんなの様子に参観していた私の心はとてもあたたかくなりました。