こんなことがありました

機械に負けない

 AI等の進化やコンピュータのさらなる普及によって私たち人間の仕事が奪われていくだろう!?というオックスフォード大学のオズボーン准教授の推測はこれから働く子どもたちのみならず教員にとっても脅威です。子どもたちの夢を後押ししたはずが、その夢がなくなる可能性だってあるのですから・・・。

 さて、玄関に草むしり用の鎌が置いてあります。外掃除の子どもたちが使うのですが、ある班になってから片付け方が変わりました・・・。

 始めは、「片付けてない!!」と思ったのです。カゴから大きくはみ出した取っての部分、また向きもバラバラでしたから・・・。 ところが片付けの様子を覗いてみると・・・。班長さんたち6年生が受け取ってわざわざ放射線状に立てかけていました。カゴにきちんと向きを揃えてしまうやり方だとどうしても鎌の部分が引っかかって取り出すのに時間がかかることから相談して工夫したとのこと!!

 これからの子ども達に必要なのは創造力、想像力、そして経験。とおっしゃる学者がおりました。課題をしっかり掴んで、改善する。AIに負けない工夫が見られた小さな出来事でした・・・。