こんな出来事がありました

鎮魂祭、ユネスコ出前授業(6年)

今日、学校では「鎮魂祭」を行いました。

本校は、今から約78年前の戦時中、学校に落とされた爆弾によって当時の渡辺校長先生を含む3名の先生方の命が奪われたという歴史があります。その3名の先生方を思い、平和の尊さについて考える行事として、本校では毎年この時期に「鎮魂祭」を行っています。

歴史を刻む「殉職碑」の前では、代表の6年生が鎮魂の言葉とともに「当たり前にごはんを食べられること、友達と一緒にいられること、学校に通えることは『平和だからできる』ということを忘れずに、私たち一人一人がその大切な『平和』を守っていきましょう」とあいさつをしました。

各教室では、約78年前の歴史を伝える映像も鑑賞しました。

昭和20年7月26日、本校(当時:平第一国民学校)に「パンプキン爆弾」と呼ばれる模擬原爆が落とされ、校舎が全壊するなど、とても大きな被害がありました。

その後は、全校生が殉職碑の前で手を合わせました。

 

鎮魂祭のあと、6年生では「いわきユネスコ協会」の方にお越しいただき、平和について考える授業を行いました。

学年全体での授業、そのあとの各教室での授業を通して、6年生は「なぜ戦争は起こるのか」「平和を守るために自分にできることは何か」といったことを真剣に考えることができました。

 

全校生で「平和」について考えた一日。学校の歴史を知りながら、これからも「平和の大切さ」についてさらに学んでいってほしいと思います。

いわきユネスコ協会の皆様、本日はおいそがしい中お越しくださいましてありがとうございました。