こんな出来事がありました

鎮魂祭、ユネスコ出前授業(6年)

今日は全校で「鎮魂祭」が行われました。

今から77年前の戦時中、本校は空爆の被害を受け、校舎とともに当時の校長先生を含め3名の先生方の大切な命を失いました。本校では1年に一度、犠牲になられた3名の先生方を思い、改めて平和の尊さを考える行事として、この「鎮魂祭」を行っています。

亡くなられた3名の先生方に対して、校長先生と6年生の代表より「鎮魂の言葉」が述べられました。

続いて、当時の出来事やその後の平一小の歴史を伝える動画を視聴。

どの教室でも真剣に動画に見入る子どもたちの様子が見られました。

 

その後は、慰霊碑に手を合わせました。

 

6年生では、鎮魂祭にあわせて、いわきユネスコ協会の方にお越しいただき、平和について考える「ユネスコ出前講座」を行っていただきました。

「戦争はどうして起こるのか」「平和のために自分ができることは何か」といったことを子どもたちは一生懸命考えていました。

「自分と違う考え方も理解して、自分の考えだけを優先させないようにしたほうがいい」「誰に対しても思いやりの気持ちをもって助け合うことが大切だと思う」「自分だったらボランティアなど人のためになることを進んで行いたい」

積極的に自分の考えを話す6年生の姿にも感心しました。

戦争は人の心の中から生まれるものである。だから、一人一人の心の中に「平和のとりで」を築くことが大切ではないか。平和について真剣に考えた6年生。「相手を思いやる」「考え方の違いにも目を向ける」「協力し助け合う」など、日常にたくさんあるそういったことが「平和」とつながっているということを学びました。

 

今日の「鎮魂祭」を通して、それぞれの学年で「平和の尊さ」について真剣に考えた一日となりました。

ユネスコ協会の皆様、本日はお忙しい中お越しくださりありがとうございました。