出前「絵本の読み聞かせ会」

 令和6年6月5日(木)、子どもの読書環境を豊かにする会の3名の会員の方に協力いただき、「出前絵本の読み聞かせ会」を1・2年生を対象に実施しました。1年生の様子を紹介します。
 1冊目は、大型絵本『999ひきのきょうだいのおひっこし』。999匹のカエルの兄弟が、お父さんカエル、お母さんカエルと引っ越しです。途中トンビに襲われ、全員が空へ。子どもたちは自分のことのように「え~!」と声を上げますが、最後は無事に広いお池に戻れました。
 2冊目は、エプロンシアター『わらってよ かばのはいしゃさん』。怖い顔のカバの歯医者さんとワニの歯医者さん、実は歯医者さんなのに虫歯なんです。無事治療を終えると、子どもたちの「笑ってよ、カバの歯医者さん」「笑ってよ、ワニの歯医者さん」のかけ声で、どちらも笑顔になりました。
 3冊目は、パネルシアター『はぶらし三きょうだい』。子どもたちは、「ぼくたち、歯磨き三兄弟。キュキュ、シュシュ、ゴッシー、…」と歌いながら、登場する動物と一緒に歯磨きのまねをします。きれいな歯になって、気分爽快!
 4冊目は、大型絵本『おおきなもののすきなおうさま』。大きな大きなお皿、時計、チョコレート、そして、虫歯を抜くための釘抜きにびっくり。最後の小さなチューリップを見て、安心しました、
 5冊目は、紙芝居『にじになったきつね』。病気になったおじいにはさんを喜ばせるために、虹になったキツネのゴロザエモン。優しい気持ちを感じました。
 子どもたちは、様々な種類の絵本の感情こもった読み聞かせに、夢中になっていました。本当にうれしそうでした。心に残る楽しい時間になりました。