合唱コンクールを振り返って

　１１月２４日（金）に合唱コンクールが開催されました。今年の合唱コンクールは、インフルエンザや新型コロナウイルスの流行により、本来の日程で行うことができませんでした。日程延期に伴い、体育館での開催に変更になり、気を落とす生徒の様子も見られました。　

　しかし、そのような空気を断ち切ろうと、全生徒が真剣に練習に励んでいました。昼休みや放課後には、校舎内に天使のような歌声（エンジェルボイス）が響き渡っていました。そのような毎日の練習のおかげで、本番はどの学年も素晴らしい演奏となりました。

　１年生は、初めての緊張感を感じさせないパワフルな歌声で、会場全体を包み込みました。２年生は、昨年からの成長が感じる力強さと美しさが感じられました。３年生顔負けのハーモニーを奏でるクラスもあり、衝撃を受けました。 わかぎ・やまなみの演奏は、美しいベルの音色が響きわたり、体育館全体に神聖な空気が流れているようでした。３年生は、“さすが植田中学校の最高学年”といった演奏でした。今まで積み重ねてきたクラスの力を存分に発揮し、どのクラスも引けを取らない素晴らしい歌声を響かせていました。

　その後のアトラクションは、合唱部の美しい歌声や吹奏楽部の軽やかな演奏で大いに盛り上がりました。吹奏楽部の演奏中には、植田中の先生方のダンスもありました。サプライズの演出となり生徒も大盛り上がりでした。

　結果発表では、どの学年も金賞、銀賞と発表されるたびに歓声が沸き上がりました。そして、クラスを超えてお互いをたたえ合う姿が見られました。植田中学校が一丸となり、高め合う姿に、今後のさらなる発展に期待が高まります。