川部中の今をお伝えします。

2020年3月の記事一覧

春休み中の活動

本日から生徒の運動機会の確保、ストレスの解消、学習面や困りごとの相談などを行うため、少人数単位での活動を始めました。

今日は午後から1年生男子9名が久しぶりの登校、心配をよそに元気な笑顔でした。

はじめに図書室で全職員が対応し、新型コロナウイルス感染予防のための行動について再確認、そして休業中の生活や課題の進捗状況の確認、学習相談、図書の返却・貸し出しなどを行ないました。感染防止のため6人がけのテーブルに一人づつ座り、マスクを着用して対応しました。

その後グラウンドに出て体育教師の指導のもと体操やストレッチ、体つくり運動、ランニング、ボールを使った遊びなどで久しぶりの汗を流しました。

最後に今回の人事異動により転勤する4名の職員からメッセージを送りました。

短い時間ではありましたが、級友とともに過ごし満足した表情で下校していきました。

また、久しぶりに生徒の声が校舎に響き、教員も大いに元気をもらいました。

 

 

令和元年度末教職員人事異動のお知らせ

 このたび令和元年度末福島県教育委員会教職員人事異動におきまして、下記の通り異動がありましたのでお知らせいたします。今後も変わらぬご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

<転出・退職職員>
  教  頭  柴田  貴生 いわき市立泉中学校へ

  教  諭  鈴木  啓太 いわき市立中央台北中学校へ

  講  師  吉田   惇 退職(郡山女子大学附属高等学校講師へ)

  養護教諭  伊下  美羽 退職(いわき市立勿来第二小学校へ新採用)

  時間講師  志賀  恵梨 配置校替(入遠野中学校・三和中学校勤務へ)

<転入職員>
  教  頭  嶋森  裕二 福島大学附属中学校より(昇任)

  教  諭  鈴木  雅之 いわき市立平第三中学校より

  教  諭  草野  千春 いわき市立小名浜第一中学校より

  養護助教諭 猪狩  玲奈 新採用

  講  師  松﨑 麻利子 本務校 上遠野中学校 川部中学校兼務(金曜日)

令和元年度フォトアルバム

本来であれば本日修了式を行う予定でしたが生徒のいない学校はしーんと静まりかえっています。

小学校では卒業式が行われ、来年度川部中学校に入学する16名の6年生も卒業書証を手にし心を新たにしているところだと思います。

今年度を写真で振り返ってみました。

令和2年度年間行事予定表

令和2年度の行事予定表をアップしました。メニューの「令和2年度年間行事予定表」からご覧ください。なお、予定が変更となる場合もあります。

臨時休校措置の期間及び春季休業中の生活について

令和2年3月18日

臨時休校措置の期間及び春季休業中の生活について

                        川部中学校生徒指導部

 

 今回の臨時休校がはじまって2週間がたちました。学校からの安否確認の電話でも、ほとんどの生徒の皆さんが学校からの指示をしっかりと守り、生活ができているようです。しかし、感染者数は、当面増加傾向が続くと考えられるため、休校後の春季休業中の期間も、以下の感染症対策をこれまで同様しっかり行うようにしましょう。

(※3月9日付 新型コロナウィルス感染症対策専門家会議の見解『感染者数は、一時的な増減こそあれ、当面、増加傾向が続くと予想され、依然として警戒を緩めることはできない。』)

 

(1)集団感染の危険を避けるためにも、以下の点に注意をして生活してください。

〇不要不急の外出は、原則しない。どうしても必要がある場合には、保護者同伴で。

〇咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底すること。

〇風邪症状がある場合には外出を控え、やむを得ず外出をする場合には、必ずマスクを着用すること。

〇集団感染の共通点は、特に「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」であるため、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避ける」こと。

 

(2)学校からだされた課題に取り組むのはもちろんのこと、「子供の学び応援サイト」などを活用し、予習や復習など自主的な学習にも取り組みましょう。https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm

 

(3)運動不足やストレス解消のために、日常的な運動(ジョギング・散歩・縄跳びなど)を安全な場所で行ってみましょう。ただし、大人数で集まっての活動は行わないようにしましょう。

 

(4)生徒が集まっての活動は行わないようにしましょう。友達の家にも行き来しない。

 

(5)塾や在籍しているスポ少などの活動にどうしても参加しなければならない場合には、マスクの着用や手指の消毒を徹底し、感染予防に努めましょう。

 

(6)ゲームやSNS、動画視聴等について家庭での約束を守り、トラブルに巻き込まれない、トラブルを起こさないようにしましょう。

 

<今日の川部中学校>とても良い天気です。職員で玄関や職員室等の窓拭きを行いました。

県立高校前期選抜合格発表

本日、県立高校前期選抜の合格発表がありました。

川部中の受験生全員が合格することができました。おめでとうございました。

今年の3年生は、学習習慣がしっかり身についており、2年生の頃から登校するとすぐに朝学を始めており感心していました。家庭の協力もあり家庭学習もしっかり行っており、忘れ物も大変少ない学年でした。

日頃の努力の積み重ねが、私立高校、福島高専、県立高校と受験した全てで合格、うれしい結果となりました。

例年だと入学手続きを終えた生徒が続々と合格の報告に来校するのですが、今年はそれもできません。しかし、受話器越しに聞こえる合格の報告に担任の笑顔も満開になっていました。

これまで心配をかけてきた家族に感謝の気持ちを声に出して伝えてください。

卒業証書授与式3

卒業式前に大学で美術を専攻している三好怜さんに来校していただき、黒板アートを制作していただきました。

卒業前に突然の休校となってしまい、受験後の最も寛げる時間を級友とともに過ごすことのできなかった3年生にほんの少しでも思い出に残るサプライズを届けられたのではないでしょうか。

 

 

 

第七十三回卒業証書授与式

本日、関係諸機関のご指導、ご支援、保護者のご理解のもと、「第七十三回卒業証書授与式」を行うことができました。

小学校入学直前に東日本大震災が発災し手探りの状態での入学、そして今回の臨時休校下での中学校卒業式となりました。卒業式は、規模を縮小して行われましたが、幸い川部中では保護者・在校生が見守る中12名の3年生に卒業証書を手渡すことができました。人は困難を乗り越えたときにひとまわり大きくなると言われます。4月に高校生となり、新たな道を歩み始める準備期間がたっぷりとれるという前向きな気持ちで捉え、これまで育ててくれた家族、お世話になった方々、共に中学校生活を過ごした川部中生に感謝の気持ちを忘れずに夢に向かって大きく翔いてください。

卒業おめでとうございました。

  

 

 

 

県教育長メッセージ

福島県教育委員会鈴木教育長が、臨時休業中の児童・生徒に向けメッセージが出されました。

 

児童・生徒の皆さんへ -学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-

以下福島県教育委員会HPより

 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。

 準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。

 児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。

 このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。

 まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。

 次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。

 そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。

 例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。

 このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。

 この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。

 中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。

 なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。

 最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。

 普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。

 ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。

 少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。

   
   令和2年3月12日

   福島県教育委員会教育長  鈴木 淳一

 

 

学習教材の紹介(福島県教育委員会より)

福島県教育委員会より臨時休業中の小・中学生のために学習教材の紹介がありましたのでお知らせします。

活用力育成シート

埼玉県学力・学習状況調査 復習シート

 

4月のテストとして

〇新1年生 4/22(水) ふくしま学力調査(国語・算数・6年生の学習内容)

〇新2年生 4/13(月) 学力テスト・5教科・1年生の学習内容)

      4/22(水) ふくしま学力調査(国語・数学・1年生の学習内容) 

〇新3年生 4/13(月) 学力テスト・5教科・2年生の学習内容

      4/16(木) 全国学力・学習状況調査(国語・数学・2年生の学習内容) 

が予定されています。

学力テストに関しては、今年度の総復習と過去問での対策を

ふくしま学力調査、全国学力・学習状況調査に関しては、総復習に加えて「活用力育成シート」

に是非取り組んでおいてください。

 

以下「福島県教育委員会HP」より

福島県内の小・中学生のみなさんへ

コロナウイルス感染症対策のため、一斉休校を余儀なくされた福島県内の小・中学生のみなさんの家庭学習に少しでも役立ててもらえればと、2年間分の「ふくしま活用力育成シート」をパスワードなしでホームページにアップいたします。

各家庭からでもダウンロードできますので、ぜひ御活用ください。

なお、平成30年度版は、算数・数学、理科、英語

   令和元年度版は、国語、算数・数学、理科、英語とさせていただきます。

※このページのアップ期間は4月30日までとさせていただきます。

東日本大震災から9年

2011年3月11日午後2時46分、9年前の今日東日本大震災が発生しました。

 震源地は宮城県沖、地震の規模はマグニチュード9.0、宮城県で震度7、いわき市でも震度6弱を記録し、津波等により死者・行方不明者が約19000人と未曾有の被害をもたらしました。

震災当時今の中学生は4・5・6歳。現中学3年生が卒園式を目前に控えた時期でした。中学生の皆さんは当時のことをどれくらい記憶しているのでしょうか。震災から9年。1月には除染土の搬出作業も終え、時とともに復興は進んでいます。

今年度は、台風19号の被害に加え、今回の新型コロナウイルスによる臨時休校など予測できない事態が毎年のように起こっています。震災の教訓を風化させず、様々な災害に備えておかなければなりません。 

今日は、当時を振り返りながら家族で東日本大震災について話し合い、非常時の避難場所や経路、家族の連絡方法、防災用品の準備や確認などを行ってみてください。

職員室では午後2:46に黙祷を捧げます。