学校の紹介

 いわき市立上遠野小学校は、明治6年(1873年)7月15日、博聞小学校として、根岸村字中妻西光寺を仮の校舎として創立され、同年8月10日に、上遠野町村字根小屋円通寺に移り、上遠野小学校と改称しました。さらに、明治8年(1875年)8月、上遠野町村字本町68番地旧陣屋をもって本校としました。
 3名の教師、数十名の児童で開校しました。明治30年(1897年)には、訓導河越駒治が初代校長となりました。昭和47年(1972年)には、創立100周年記念式典を挙行しました。ちなみに、この年の児童数は、1学年58名(2学級)、2学年73名(2学級)、3学年75名(2学級)、4学年70名(2学級)、5学年87名(2学級)、6学年93名(3学級)の456名(13学級)でした。
 令和5年度は、創立150周年を迎えます。今年度は、校長はじめ教職員17名、生徒数132名(7学級)です。

校長先生から

はじめに
 歴史ある“あすかい”※ の地に立つ上遠野小学校。
 令和4年度より、校長を務めています 久保田高行 です。どうぞよろしくお願いします。最初の職員会議で、職員へ次のように話をしました。
 教師の言葉の持つ力は、大きいものがある。日頃から、児童の良さを認め、励まし、元気づける。教師は、常に児童の応援者であってほしいと願っている。
 すべては、子どもたちのために。よりよい生き方を身に付けさせたい。私自身が、児童を導く豊かな人間性を持っているか、振り返る謙虚さを大切に職務にあたって参ります。

※「あすかい」の名称は、江戸時代の初期(慶応14年、1609年)、飛鳥井雅宣卿が当地に派遣され、現在の上遠野小学校にある場所に住み、この地を治めたことに由来する。この場所は当時の人々に「あすかい屋敷」と呼ばれ、親しまれたと伝えられている。

合い言葉2023
 令和5年度の第1学期始業式で、子どもたちへ次のように2つの合い言葉を紹介しました。

 1つ目は、「三つの一番」です。笑顔で、あいさつをすれば楽しく、あいさつをされればうれしくなります。自分から先生やお友だちにあいさつをするのはもちろん 地域の方々やお家の人にも「おはようございます。」と元気よくあいさつをしましょう。また、先生方やお父さん、お母さんは、皆さんのために、いろいろなお話をしてくれます。素直にお話を聞き、自分を成長させてください。

 2つ目は、「三つの心」です。心は、見えないと言う人がいますが、心は言葉や表情に表れます。話す言葉で、心を感じます。思いやりの心。困っている人がいたら、「大丈夫。どうしたの。」と声をかけてください。お友達に優しくすることのできる子は、みんなからも優しくされます。感謝の心。何かしてもらったら、「ありがとうございます。」と言いいましょう。お互いの心が和む、魔法の言葉です。自立の心。「ぼくがします。私がします。」「目標を頑張ります。」自分でできることは、自分でします。目標に向かって、一生懸命頑張ります。諦めないことです。必ず、目標が実現します。

終わりに
 これまでの歴史と伝統を大切にするとともに、改めて、学校の教育活動は、すべて子どもたたちの成長のためにという原点を忘れず取り組んで参ります。保護者の皆様、ご理解とご協力をお願いします。

  令和5年4月
   いわき市立上遠野小学校長 久保田 高行

学校運営ビジョン

学校の教育目標
  明るく思いやりのある子ども
  進んで学習する子ども
  体も心も健康な子ども
  一生懸命がんばる子ども(令和5年度重点項目)

令和5年度 重点目標
「夢や目標を持ち、自らを成長させる子どもの育成」
 成長とは、学力、体力を伸ばすとともに、意欲や協調性、やり抜く力、自己肯定感を高める。

令和5年度 学校経営・運営ビジョン

 → 上遠野小学校アクション2023(A4).pdf 

学校へのアクセス

JR東日本湯本駅から約13㎞、常磐交通バス上遠野線約30分上遠野小前下車 徒歩3分
車の場合は、県道いわき・石川線 JR湯本駅から石川方面に向かって約25分

周辺地図