29日(木)に、いわき市財政部の野口様はじめ職員の皆様にご来校いただき、6年生を対象に租税教室を実施しました。
学習資料「わたしたちのくらしと税金」を活用し、税金とは何かを知ったり、税金が何に使われているのかを探したりしました。
また、動画で「税金がなくなった世界」を視聴し、税金がなくなると、警察や消防、道路や橋の補修など、今まではサービスを受けることができていた多くの事柄が有料となり、結果として自分たちの生活が苦しくなってしまうことを学びました。
お話を聞いている時に、自主的に鉛筆をもって、いつでもメモを取れるように準備している子が複数いました。自分から積極的に学ぼうとしている素敵な姿でした。
後半では、一人一人が1億円(レプリカ)を持ってみて、その量感を体験しました。重さは約10kgとかなり重く、両手にずっしりとのしかかる重さを感じていました。
納税は国民の3大義務の一つであり、税金を納めることは自分たちがより健康で豊かな暮らしを送るために欠かせないものであることをしっかり学べたようです。
今、物価の高騰により生活が苦しくなっていて、減税についても国会等で話題に挙がっていますが、今回の学びを通して、そうした議論にも関心をもってくれると嬉しいです。
ご多用の中、わかりやすい授業をしてくださいましたいわき市財政部の皆様、本当にありがとうございました。










今日のこんだては
食パン、牛乳、メンチカツソースかけ、わかめと野菜のスープ、オレンジです。

本日は1年担任が不在のため、私も含め、教頭先生や教務の先生が補欠者として1年生の授業などを見ます。
1校時は国語科で、ひらがなの復習にプリントに取り組むというものでした。
イラストをヒントに、カタカナで書かれた言葉の中から指定された1文字をひらがなで書くという課題です。
たくさんのひらがなを習っていますので、いくつか忘れてしまっている子もいますし、カタカナの読み方につまづく子もいます。どの文字を平仮名にすればいいのかわからなかったり、書き順が分からなかったりする子もいます。
そういう場合は、隣の人に相談したり、隣の人のプリントを見せてもらったりしてみるよう話しました。
1年生は隣通しの机がくっついているので、こういう時に支え合って学ぶことがしやすい環境にあります。さっそく、隣の人に相談したり、相談を受けてアドバイスしたりする姿が見られました。
わからないことを恥ずかしがらず、きちんとお友達に相談できた子ども達、とってもえらいです。できるようになろうという「やる気」の表れですね。
相談された子は、相手に近づいて寄り添って一緒に考えてくれていて、とても微笑ましかったです。
それも、隣の人に聞こえればいいひそひそ声で、他のお友達の迷惑にならないようにも配慮しながら学び合うことができていました。
すごいなあと感心したのは、教室の壁面に掲示されている平仮名のお手本を指さして、
「あれだよ。」
と字形を教えてあげたり、書き順を忘れた子に対し、習字の先生のように、上から手を重ねて一緒に書いてみてあげたりする子もいました。1年生とは思えません。すごいです。
そして、教えてもらった子が次は教えてあげているなど、お互いに支え合っていて素敵でした。
このように1年生でも、実態に合った声掛けと環境づくりがあれば、自分達で学び合うことができることがよくわかる、素晴らしい取り組みでした。
こうした取り組みを重ねていくことで、本校のめざす児童像の一つ「かしこい子」、具体的には聴き合いつながり合い深め合う子どもになってくれることを願っています。
明日、担任の先生に伝えたいと思います。







毎年、6年生が6月中旬に各支部ごとに開催される陸上大会に選手として出場しています。
運動会も終わり、今後はスポーツタイムや体育の授業の中で、基礎体力や出場する種目の議場を高める取り組みをしていきます。今日から体育の授業の取り組みがスタートしました。
体育主任の先生が中心となり、ラダーやミニハードルを使って、敏捷性を高めるアジリティトレーニングや、体の各部位の連動性や協調性を高めるコーディネーショントレーニングを、楽しみながら実施してくれています。
100mの練習には私も顔を出し、一人一人の全力走を動画で取ってスロー再生し、自分の走りのフォームを客観的に見るとともに、全国レベルの児童の走る動画も見て比較することで、何をどうすればいいのかを自分自身で考えてもらいました。その気づきを踏まえて練習メニューをアドバイスできればと思います。


昨年度は運動会前の段階で、かなり校庭に巣が増えてしまっていたので、教育委員会経由で何回か業者に来校いただき、薬剤を散布してもらいました。
今年度は、昨年度に比べて土バチの動きが活発ではなく、運動会前には薬剤散布の依頼はせずに済みました。
ところが、運動会後から徐々に増えだし、現在はかなりの巣穴が見られるようになりました。
先日、教頭先生から業者に依頼をしましたが、他の学校からの依頼も集中しているようで、なかなかすぐには対応が難しいようです。
土バチが増えてきたことを、お隣に住んでいて、いつも校庭を整地してくださっている方に話したところ、
「塩が効果があるかもしれないから、ちょっと撒いてみますか。」
とのこと。
早速、今日の午前中に来校され、お昼過ぎまで時間をかけて巣穴1つ1つに塩(or塩水?)注入してくださいました。
「試しに」ということなので、今後、塩を撒かなかったエリアと比較して、効果を見ていきたいとのことです。
薬剤ではないので子ども達への健康面も心配なく、効果が見られれば何よりです。
土バチは基本的のおとなしいハチで、よっぽどのことがない限り人は刺さないと言われています。
昨年度も、かなりの数が校庭を飛び交っていましたが、刺された子は0でした。
朝の放送で、生徒指導主事の先生から
「土バチの巣が増えてきています。基本的には刺しませんが、いたずらしたり追いかけたりしないように。」との指導が入りました。
児童のみなさん、しっかり守って、安全に過ごしてくださいね。



本校のトイレは、その構造上、廊下から中が丸見えの状態でした。
特に男子トイレは用を足している様子まで廊下や隣接する教室内から見えてしまう状態でした。
養護教諭から
「何とか改善を図りたい。」
との相談を受け、昨年度の夏頃から、市当局や前PTA会長とも相談を重ねてきていました。
そしていよいよ本日、1階、2階とも、目隠し用の暖簾を設置していただきました。
これで、周囲の視線を気にすることなく、トイレを利用することができると思います。
設置にあたっては、前会長様に様々なご配慮をしていただきました。本当にありがとうございました。
明日、子ども達に対し、安全に、そして大切に使うよう担当から説明する予定です。
【施工前の2階トイレ 外から見えてしまっていました】


【作業の様子 安全面を考慮した丈夫さ、外れにくさにしてくださっています】



【設置後の1階トイレ 中が見えなくなりました】


今日のこんだては
ごはん、牛乳、厚揚げのチリソース煮、スープぎょうざ、フィッシュビーンズです。

運動会明け最初のスポーツタイムです。
「久しぶりだね。」などの声も聞こえました。
学年ごとに準備体操をし、音楽に合わせて走ります。
担任の先生からは、自分のペースを考えて走るような助言も聞かれました。
【競争ではなく、勝ち負けではなく、自分が気持ちよい走りを】
生涯スポーツにつながる大切な考えです。
走っている様子を見ると、素敵な笑顔がたくさん見かけられます。
体を動かすことを楽しんでいるのがよくわかります。
こうした積み重ねで基礎体力を高めていくこと、そして友達と一緒に体を動かす楽しさを実感できるようにしていきます。










今日のこんだては
ごはん、牛乳、チキンカツ、どさんこ汁、味つけのりです。

本校における「渡辺ならでは」の教育活動として真っ先に挙がるのが、この「田んぼの学校」です。
地域の方々で構成された「田んぼの学校応援団」の皆様が、1年間をかけて、5年生の稲作づくりをサポートしてくださいます。
昨日23日(金)はいよいよ田植えでした。
もちろん、田植えの前には、田起こしやしろかきなど、様々な工程が必要ですが、それらは全て「田んぼの学校応援団」の皆様が進めておいてくださいました。
また、子ども達が苗を植えやすいよう「筋引き」もしてくださっていました。
本当にありがたい限りです。
最初に、応援団の方から、苗の種類や苗の植え方を教えていただきました。
そして、いよいよ田んぼに入ります。
今年の5年生も、毎日見ている田んぼに、実際に入ってみたことがある子はほとんどおらず、初体験です。
最初の一歩を入れた時の、滑らかな泥に足がズブズブっと沈んでいく感覚は、これまでに味わったことがなく、ある子の言葉を借りれば「新感覚」だそうです。
そのため、最初はおっかなびっくり田んぼに入っていきましたが、だんだん慣れてきて、そのうち、
「苗がもうありません。」
と追加の苗を欲しがるほど、積極的に苗を植えていきました。
いわき市議会議員の田頭弘毅様も駆けつけてくださり、一緒に田植えをしてくださいました。毎年恒例で、すでに10年以上田植えをしてくださっています。
保護者の皆様の協力もあり、子ども達の人数は本校一少ないものの、自分達だけで一面を植え終えることができました。素晴らしいです。
この次の活動は、「かかし作り」となります。
どんなかかしになるのか、今から楽しみです。
「田んぼの学校応援団」の皆様、駆けつけてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。













