【5年】脱穀
2025年10月2日 15時34分先日、稲刈り後に稲架がけし乾かしていた稲からいよいよ籾を取る「脱穀」の日となりました。
当初は午前中に実施する予定でしたが、昨日の雨の影響があるため、稲が乾くのを待っての午後の実施となりました。
「田んぼの学校応援団」の皆様が事前に脱穀のための器具を準備し、子ども達を待っていてくださいました。さらには、スクールサポートスタッフもその準備や片付けに進んで力を貸してくれました。いつも自主的に動いてくださるので本当に助かります。
脱穀する場は以下の3か所です。
① 竹に掘られた溝を使って籾を取る場所
② 「千歯こき」を使って籾を取る場所
③ 足踏み式の脱穀機で籾を取る場所
①の方法が最も歴史的に古く、②、③とだんだん近代に近づいてきます。
足踏み式の脱穀機には、右から左に文字が書かれた昔懐かしい看板がついていて、子ども達もその違いに気づいていました。歴史を感じます。
また、足踏み式の脱穀機は、金具が取り付けられたドラムが勢いよく回るため、しっかり踏ん張って「持っていかれないよう」事前に指導いただきました。
子ども達はそれぞれの道具の便利さや気軽さなどの違いを感じながら、楽しみながら「脱穀」体験ができました。
脱穀終了後に団長さんから、3つの道具の中ではどれがよかったか、子ども達が質問されました。
予想通り、足踏み式の脱穀機が一番人気でしたが、「千歯こき」も意外と人気が高く、自分で引いて籾が取れた時の感覚が気持ちよかったのだろうと思います。
今回脱穀した籾は「田んぼの学校応援団」の皆様に精米していただき、12月の収穫祭の時で行う餅つき
で使います。おいしいお餅がたくさんできるのが今から楽しみです。
「田んぼの学校応援団」の皆様、公民館長様、本当にお世話になりました。
12月の収穫祭もどうぞよろしくお願いします。