白水小学校は

 平成31年3月31日をもって

  閉校となりました

 明治31年、常磐炭坑で働く人々のお子さんの学び舎「智徳学館」としてこの地に開設され、炭鉱が経営する私立学校を経て、昭和28年に独立して以来、数多くの卒業生を輩出してきた白水小学校は、児童数の減少に伴い、平成31年3月31日をもって閉校いたしました。

 3月23日には、いわき市長、いわき市議会議長、いわき市教育長をはじめ、250名もの方々のご出席をいただき、「閉校式」を挙行いたしました。

 白水小学校という学校としての形はなくなりますが、皆様の記憶の中にある白水小学校の思い出は永遠です。

 ありがとう、白水小学校

 

日誌

白水小学校の歴史⑤ プールと体育館の完成

2018年10月2日 10時51分

 炭鉱の労働者の子女のための私塾「智徳学館」として明治31年に歩みを始めた白水小学校は、昭和33年に児童数775名となりましたが、石炭から石油へと変わるエネルギー革命により、次々と炭鉱が閉山に追い込まれ、昭和51年に常磐炭鉱は完全に閉山されます。昭和51年の児童数は106名で、ピーク時の7分の1以下まで減っています。

 創立当時、白水小学校にはプールがなかったために、地域の方々や当時の教職員の皆様のお力で近くの白水川を堰き止めて水遊びをしたとの記録もあります。児童数が減っていく中でしたが、こうした現状を踏まえ、地域の皆様の働きかけもあり、昭和49年にはプールが、昭和54年には体育館が完成しました。