秋の遠足~四倉・久之浜方面~
2019年9月5日 10時07分9月4日(水)
待ちに待った『秋の遠足』の日がやってきました。
本来は9月3日に予定されていたのですが、あいにくの雨で延期に。
子どもたちは「4日こそ晴れて!!」と“天気の子”のように空に向かってお祈りをしていました。
その思いが届いたのか、当日は晴れ間が見え、遠足日和になりました。
行き先は、『四倉・久之浜方面』です。
まず、四倉海岸に到着した子どもたちは、磯の香りを感じながら、目の前に広がる海に目を輝かせていました。
「うみだ~~!!」
ここでは「砂の造形」に取り組みました。
事前の話し合いで決めておいた“サメ”づくりにチャレンジです。
バケツにたくさん砂を詰めて、土台をつくり形を整えていきます。
中でも苦労した作業は、サメの口を開ける行程でした。
大きな口を開けようとすると、砂は簡単に崩れてしまいます。
先生方の手助けもあり、スコップを支柱にしたり、貝殻を歯に見立てたりして、口を大きく開けたサメが立派にできあがりました。
一時間で作ったとは思えない、この大きさと迫力!
子どもたちは大満足の様子でした。
次に、『いわき市海竜の里』へ移動して昼食です。
食堂のカレーに舌鼓を打ちました。
おなかがいっぱいになった後は、海竜の里のアスレチックで元気いっぱい体を動かしました。
午後は、『いわき市アンモナイトセンター』へ。
研修室でお話を聞いた後、館内を見学しました。
「今皆さんがいるこの施設は標高100メートルくらいありますが、昔は海だったんですよ!」
「だからアンモナイトの化石がいっぱい見つかるんだね。」
お話を聞いた後は、お待ちかねの「化石発掘体験」へ。
ヘルメット・ゴーグル、タガネにハンマーと装備はバッチリ!
「アンモナイトを掘るぞ~~!」
「おー!」
化石がありそうな岩盤にタガネを打ち付けて発掘作業をおこなっていきます。
堅い岩盤に手こずりながらも、二枚貝の化石や、木の化石などを発掘することができました。
「アンモナイトは出なかったけど、とても楽しかった!」
「リベンジしにもう一度来たいです。」
「化石を掘りながら歴史を感じることができました。」
と、充実した顔で感想を語っていました。
帰りのバスの中は疲れてぐっすり・・・。
普段できない様々な体験をして、新しい発見や驚きがあった一日でした。