児童、保護者のみなさん、こんにちは！夏休みに入り、２週間がたとうとしています。

　 昨日（７月３０日）は、カムチャツカ近辺の地震の影響による津波注意報・警報のため、学校からも緊急のメールを送らせていただきました。ご家族はみなさんご無事でしたでしょうか。夏休み中でも、また同様の事態が発生した場合に備えて、緊急時の安全な行動について、確認しておきたいと思います。

【津波注意報・警報が発表されたら】

　　もし、夏休み中に津波注意報や津波警報が発表された場合は、以下の点に注意して、冷静かつ迅速な行動をお願いします。

• 沿岸や河川付近にいる場合は、すぐにその場から離れて、より高い場所へ避難してください。 「このくらいなら大丈夫」という油断は禁物です。津波は想像以上の速さと威力で押し寄せます。
• 津波注意報や警報がすべて解除されるまでは、絶対に沿岸や河口付近に近づかないでください。 一度波が引いても、繰り返し大きな波が押し寄せる可能性があります。

【避難する際の注意点】

　　避難所に移動する際は、以下の点に特に気を付けましょう。

• 交通事故に注意しましょう。 慌てて飛び出したりせず、交通ルールを守って安全に移動してください。特に、お子さんだけで移動する場合は、周囲に十分注意するようご家庭でもお話しください。
• 熱中症に警戒してください。 夏の日中は気温が高く、避難中に熱中症になる危険性があります。帽子を着用したり、水分をこまめに補給したりするなど、熱中症対策をしっかり行ってください。（避難する際の非常持ち出し用品の中に、熱中症対策グッズも入れておきたいですね。）

※　家族で話し合いましょう

　 ご家庭で、津波が発生した際の避難場所や連絡方法について、改めて話し合っておくことをお勧めします。いざという時に、家族みんなが落ち着いて行動できるよう、日頃からの備えが大切です。皆様にとって安全で楽しい夏休みになるよう、ご協力をお願いいたします。

　（いわき市立勿来第二小学校長）