こんなことがありました

県共同募金会より感謝状をいただきました!

2024年3月13日 14時30分
今日の出来事

3月13日(水)、いわき市社会福祉協議会常磐地区協議会長の渡辺昌昭様がお見えになり、全校生を代表して6年生に感謝状をお渡しくださいました。

渡辺会長から「台風災害の時の募金活動ありがとうございました。今回の感謝状贈呈は、長倉小学校が共同募金運動に10年連続して協力していただいたことによるものです。本当にありがとうございます。」とのお言葉を頂きました。代表委員からは「10年前といったら私は2歳くらい?ずっと続けていたんだ...」「続けることは大事!」という気づきとともに御礼の言葉をお伝えしました。

「赤い羽根」「歳末助け合い」というキーワードで今年も募金活動に協力して参りました。ご高齢の方、障がいのある方、子ども等を支援する県内の様々な地域福祉活動、そして災害発生時に被災した人たちを支援活動にも役立てられているとのことです。「先輩たちにも感謝しなくちゃ!」という6年生の言葉とともに、この場にて本校卒業生の皆様にご報告させていただきます。これからも「今のわたしにできることは?」をテーマに地域貢献活動を大事にして参りましょう!

大谷翔平さんからのグローブ到着、そしてご披露!

2024年3月12日 16時30分
今日の出来事

3月11日(月)のオンライン集会では、メジャーリーガーの大谷選手から3つの野球グローブが本校にも届いたこともお伝えしました。当然、校内のあちこちから歓声が...。今朝登校してきた4年生から早速「大谷選手のグローブ使わせてください!」とのお申し出。「ん~...」と曖昧な返事をしたところ、お友達と目で会話して「やっぱ6年生でしょ!卒業する前に届いてよかったしさ!」との回答。「やさしいね。そうしようね!」ということで、本日6年生に体育館でご披露申し上げました。

「はいっ、これです!」と披露したところ、6年生から「黒色ではない。それは違います!」とつれない反応が...。

仕切り直しでございます。いただいたグローブはこちらです!と紹介すると「オオタニサンのグローブだ!」となって、すぐに手に取って、いいね!見して見して!かっけぇー!メジャーだ!オオタニさんのサインだ!すっげぇー!とやんややんやの大盛り上がりでございました。 

大谷選手からのメッセージには噂の通り「野球しようぜ。」と書かれてあり、早速キャッチボール!未来のメジャーリーガーが次々と誕生していきました。

初めてグローブに手を入れた!というお友達とともに飛球(フライ)を捕ろうチャレンジする様子もあって、みんな笑顔になって楽しい時間を過ごすことが出来ました。オオタニさん、ありがとうございました!

まっ、こんなエラーシーンもありましたが、オオタニさんのグローブは悪くない!というのが6年生の一致した見解でございました。

私の黒いグローブも大事に扱ってくれてありがとうございました!

私は大谷選手からのこのプレゼントが「3.11」に届いたのは偶然ではないように感じています。大谷選手は私たちと同じ東北地方の岩手県出身で「3.11」を経験している人ですから。そして6年生が卒業を迎えるこの時期に届いたことにも大変意義深く感じております。

幼いときから志を高くもち、努力を積み重ね、いわゆる「二刀流」の選手としてそれまでの野球の常識を打ち破ってきた大谷選手から、今日は元気と勇気をストレートにいただきました。これから各学年を巡回させて参ります。大切に使わせていただきましょう!

3.11追悼集会を開催しました。

2024年3月11日 16時30分
今日の出来事

「3.11(東日本大震災)」から13年目を迎えました。学校ではオンラインで全校集会を開催し、校長講話を行いました。子どもたちは直接の経験をしていない世代となりましたので、改めて「3.11」の概要をお伝えしました。

また、ぜひ当時の人々の表情や身近な地域の景色はどんなだったか、全国あるいは世界の人々からどんな支援をいただいてきているのか、そして今はどうなっているのかについて知り、自分なりの言葉で話ができる人になって欲しいと話しました。「3.11」のことを話ができる人は、災害発生時にだけでなく、ふだんの生活においても、命を大切にできる人、思いやりの心でやさしい行いができる人になると思うからです。今日は、「3.11」に関する報道が流れますから、家族の皆さんとぜひお話し合いくださいと呼びかけました。

集会後の1年生、校長講話の感想を発表し合っていました。「たくさん人が亡くなったんだ、大変だったんだ」「今こうして生きているってすごいと思いました」等々の声が。3年生は担任の先生の経験談。4年生は担任の先生が「僕が小学4年生の時だったんだよ。ちょうど皆さんと同じ年齢のとき。大変だったことを思い出します」とのこと。これには子どもたちも「そうだったんだ~。ビックリしたよね」との感想。どの学級も「3.11」について語り合ってくださいました。先生方ありがとうございました。

今朝は、青少年育成市民会議の皆様に朝のあいさつ運動を実施していただきました。毎月ありがとうございます。畑を見ると、じゃがいもを植える準備に来たよ!と長年お世話になっている今野先生のお姿が...。養護教諭とともに土作りをしてくださいました。ありがとうございます。今日はいつも以上にありがたい!という思いと幸せを実感した一日でございました。

今年度の登校日もいよいよ一桁となりました。今できる最善のことを精一杯積み上げて参りましょう!

ありがとう、大好きな6年生!

2024年3月8日 14時30分
今日の出来事

3月5日(火)に全校児童が体育館に集い「6年生を送る会」を開催しました。「ありがとうざいました!」を様々なカタチでお互いに伝え合いました。会の初めは6年生入場。校旗に続き34名を拍手でお迎えしました。

1年生からは歌に続いて「大好きな6年生とじゃんけん列車がやりたいです!」とのお申し出。初めはマジッ?!という反応を見せていた6年生でしたが、かわいい後輩とともに笑顔になっていって...。最後まで勝ち続けたのは1年生でした。みんなで大きな拍手!

2年生・3年生からはメッセージと歌のプレゼント。真心が伝わる澄んだ歌声にあの頃を思い出したのか6年生はややしんみりとした様子が...。

4年生からはリコーダーの溌剌とした演奏のプレゼント。なぜか数名がランドセルを背負っていて、最後にしっかりと笑いをとっていましたね。

そして、ながくらの鼓笛の引継ぎへ!まずは6年生によるラストパフォーマンス。間もなく小学校を卒業するという心揺れる中ではありましたが、今年の6年生らしく潔い爽やかな演奏を披露してくださいました。1年後に引継ぐ4年生、昨年とは違って憧れの眼差しではなく、いよいよ自分たちも高学年だという自覚ある表情でじっと6年生を見ていました。

メジャーバトンの引継ぎは厳粛な雰囲気の中で。6年生主指揮のあいさつでの「みんな心を一つに」の言葉、5年生主指揮のあいさつでは「私たちもしっかり練習して伝統を守っていきたい」の言葉が印象に残りました。子どもたちの中で連綿と引き継がれてきた心意気=長倉PRIDE、私たち大人は入り込めない領域の出来事だと感じました。5年生の初々しい演奏も感じ入りました。ここに「ながくらの鼓笛」引継ぎ完了となりました。

続いて6年生の思い出を綴るコーナー。入学してから現在に至る成長・活躍の様子を5年生が紹介してくださいました。「ちっちゃかったな~」「楽しかったな~」「そんなことあった!」「いろいろあったよね...」と呟きながら6年間を振り返り、中には涙する様子も。あら担任の先生も...。みんな大きくなりましたね!

プレゼント交換は卒業する6年生へ、そして6年生から各学年へ。プレゼントは今日も各教室に大切に置いてありました。中身は何だろう?

全校生合唱「ありがとう6年生」で心一つにし、6年生代表よりお礼のあいさつ。「私たち6年生が頑張ったことは鼓笛。みんなで練習しているうちに演奏できるようになりました。運動会で行進しながらというのが難しかったけどみんなで頑張りました。縦割り班や無言清掃も同様に伝統を大事に過ごしてください」。この言葉を励みに令和6年度も前進して参りましょう!

ラストのお見送りは全校生と全教職員で!「まだ卒業しないで!」とトンネルを低くして6年生の前進を阻止する様子も...。みんな6年生が大好きなのでございます。

いよいよ学校の顔となる5年生は本日の会の運営を担い、終わった後も担任の先生を中心に「これから!」について熱いミーティングを行っていました。

あと2週間で卒業を迎える6年生は、今日も卒業式の練習に取り組んでいます。どんな思いを持って式に臨むのか、その思いをどういうカタチで表現するのか、今日も担任の先生と探究しています。キーワードは「感謝」「決意」「礼儀」でしょうか。最後まで全力で6年生を支えて参ります!

 

5年生、スチューデントシティーで学ぶ!

2024年3月7日 16時30分
今日の出来事

スチューデント・シティ。この空間には9つの働く場所があり、市役所もあります。子どもたちはこのシティの市民となって会社経営に携わり、いただいた給料で税を納め、商品を買ったり、貯金をしたりして暮らしていきます。

ということで5年生は2月28日(水)、いわき市体験型経済教育施設「Elem(エリム)」にて、湯本二小・湯本三小の皆さんとともに「スチューデント・シティ」の学習プログラムにチャレンジしてきました。学校での事前学習でリアルな経済のしくみを学び、子どもたちはやる気満々!

まずは全市民による集会。その中での市長あいさつ。本校児童でございます。「待ちに待った日。僕は市長として環境に優しい街づくりをしたいです。そのためには人の心もきれいでなければなりません。ですからあいさつが大事だと思います。あいさつをしっかり行いましょう。そして協力して頑張りましょう!」と、この街の目指す姿を立派にお示しくださいました。

早速、各企業ブース(職場)に出向いてミーティング。企業の使命はお客様が必要としている商品を提供して代金を頂くこと。持続させるには法人税や給料の支払いを差し引いても黒字を目指さないとね!最終決算の目標はどうする?そして手にした給料はどう使っていくの?家計簿をつけよう!等々のお話。子どもたちは徐々に緊張した表情へ...。

そして働く人と買い物をする人とに分かれて交代しながら市民生活を送っていきました。1時間毎にミーティングを開いて企業の収支状況や家計簿の確認。そして、売り上げを伸ばすには?宣伝活動をしよう!値上げしよう!いや値下げしよう!住民税は払ったの?給料はこまめに貯金!いやいやずべて使い切るぞ!等々の意見を出し合い...。

他校生の皆さんとも徐々に打ち解け合い、お金が絡んでいることもあってか迷惑をかけられないなと、次第に街が活気づいていきました。

活動を通じてやっぱりあいさつと丁寧な言葉遣いは大事と気付いた子どもたち。「こんにちは!」「いかがでしょうか?」「ありがとうございました!」と大きな声があちこちから聞こえてくるようになりました。

そう言えば市長さん、市役所であぐらをかいているのかと思っていたのですが、なんと各企業を回って「今日は一日よろしくお願いいたします!」とのあいさつ回りを行っていました。率先垂範のその姿が市民に伝わったようで嬉しかったですね!ご苦労様でした。

振り返りのコメントには「会社が黒字になってよかった」「お仕事は一人ではできなくてみんなが協力してできている」「将来の仕事はもっと複雑で大変だと思う」「大人はすごい」「職業についてしっかり考え直したい」「自信がついた」と、一歩大人に近づいたという充実感が。一方で「国語は大事」「算数がんばっていく」「あいさつ返事は大事、そのためにまわりをしっかり見ていかなければ...」というコメントも。明日の成長につながる大事な気づきを得ることができましたね。帰校時に出迎えてくれた教頭先生に対して、早速胸を張ってしっかりとあいさつをする姿に成長を感じた次第です。

子どもたちの学びをお支えいただいた保護者ボランティアの皆様、そしてエリムの先生方、ホンモノの企業の皆様に感謝いたします。子ども扱いせず、一社会人として容赦なくご指導くださったことがとても印象的でした。なお、本学習プログラムの詳細はこちらをご参照ください。https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1450929051695/index.html

3年生理科、一年をかけて育ててきたコットンを堪能!

2024年3月6日 16時00分
今日の出来事

今年から理科の授業が始まり、身の回りの生物を探したり育てたりしてきた3年生。その一環で、一般社団法人ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの皆様のご協力の下、綿花栽培にチャレンジして、綿花の原種の茶綿をこんなにたくさん収穫することが出来ました!

2月20日(火)、プロジェクトの皆様をお招きして摘み取った綿花を使って学習のまとめを行いました。まずは綿花づくり。電気を使わない素敵な道具の数々とともに夢中になって活動する子どもたちの様子をご覧ください。

作業の流れを確認して、早速「綿繰り機」を使って種と綿の取り分け作業へ。ろくろを回した時のカリカリって音が心地よくて...。

続いて「カーダー」の登場。髪をとかすように綿をといていきます。スペシャリストからレクチャーを受け、どんどん夢中になっていきます。

次は「綿弓」の登場。この工程を経るとThe綿!という柔らかさ・膨らみが出てきました。で、本日は時間の都合でここまでですが、この後「チャルカ」を使うと綿糸が出来上がるということです。子どもたちの頭の中には1年生の国語科「たぬきの糸車」のワンシーンが思い浮かんだ模様...。

もう一つの活動、綿花を使った楽しみとしてマスコットづくり。手先を使った細やかな作業にフルパワーの集中力!何ができたのでしょうか?

オリジナルのコットンマスコットを自慢げに見せてくれた子どもたちの笑顔がとっても素敵でしたね。本日の活動を通じて、綿花が生活と深いかかわりがあること、先人の知恵・工夫の素晴らしさを実感することができました。

私たちの拠り所の学習指導要領には、この学習について「植物の育ち方には、種子から発芽し子葉が出て、葉がしげり、花が咲き、果実がなって種子ができた後に個体は枯死するという、一定の順序があることを捉えるようにする。」と書かれてあります。じつにお堅い学習ですね!でも今日の授業中に見せてくれた彼のこの表情にはとっても癒されますね!

お堅い授業とせず、様々な生き物とで合わせ、季節の移り変わりを実感する中で、子どもたちの声を上手に聞き取ってともに学んできた担任の先生にも大きな拍手を送りたいと思います。 

素敵な体験を通してますますパワーアップしてきた3年生、上学年となってからの成長・活躍がさらに楽しみになってきました!

5年生、JAMSTEC研究者に地球環境を学ぶ!

2024年3月5日 14時30分
今日の出来事

2月26日(月)の5年生、国立海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究員の佐藤洋太先生による最前線の研究についてご講義いただきました。まずはJAMSTECのご説明。主に海を研究フィールドとし、気候変動や地震、海底資源等の調査研究を行っていますとのこと。

その中で佐藤先生は、水や氷河に注目して地球温暖化等に関する基礎研究を行っていて、これまでヒマラヤ、モンゴル、アラスカを中心に世界中を回っているというお話に、子どもたちは頭の中に世界地図を描いてホンモノの研究者だ!を実感していきました。

そしてご提示いただいた写真や映像にも説得力がございました。まさに冒険者!特に酸素濃度が低い中を歩いている時の苦しい呼吸音、氷河の裂け目(クレバス)を探りながらの前進、命懸けでございます。一方で、大変な思いをして目的地に到着し、観測しているときの充実した表情、同僚やシェルパさんとの楽しい時間を過ごしている様子も。

子どもたちは佐藤先生の活動に興味津々。一言一言を聞き逃さないようにと話を目で聞き、準備していたメモ用紙いっぱいに、そして裏面にもびっしりと記録していました。

また、佐藤先生から研究者の魅力として、①認められれば自分がその道のパイオニアになれる!②現地調査ということで世界中を見て回ることが出来る!③世界中に友人が出来る!とのこと。そして夢を叶えるために、①興味や好奇心を広く長く持ち続けること!②他の人と協力すること(助ける!助けられる!)③英語も大事だけど国語・文章を書くことがベース!というメッセージをお話しくださいました。最先端で活躍している佐藤先生の言葉、私もとても勉強になりました。

じつは5年生、昨年11月21日(火)にJAMSTECのオンライン授業を受講し、その活動の概要は理解していましたが、佐藤先生のご講義によってさらに具体的に理解を深めることができました。質問コーナーでは、Q.危険だったことは何ですか?A.山奥でオオカミか?と思って驚いたがハスキー犬でした...というエピソード話には笑いながらもスゴいことよね!って。氷河のこと、酸素濃度のこと、地球温暖化について個人で出来ることは?等々が話題となりました。

最後に佐藤先生からメッセージをいただき記念撮影。好奇心旺盛な5年生、今日もホンモノと出会って目線は未来に!そして地球環境問題について思いを巡らせていました。ぜひ研究者の道へ!佐藤先生、お忙しい中ありがとうございました。

私と一緒に佐藤先生のご講義を拝聴したベテラン先生、地球の未来のためにすごいわね!命は大切にね!って、まるで我が子を思うかのように温かな眼差しを送る姿にも深く感動いたしました。

学校生活アラカルト、2月編

2024年3月4日 14時30分
今日の出来事

浜通りブルーが澄み渡る中、防火設備点検での放水が風に舞います。突然の大風に雪景色となることもありましたが、春の芽吹きとともに子どもたちのますますの成長を感じる2月でした。今日は、2月の学校生活をまとめてご紹介。

大休憩の6年生はサッカーに興じていました。ん?長靴を履いたベテラン選手が参戦?用務員さんでございます。いぶし銀の技に子どもたちも大喜び。木の上にあがってしまったボールも「行ってきますよ!」と素早い身のこなしで木に登り、棒を使ってひょいと落としてくださいました。ありがとうございました! 

1年生、お友達とも声を掛け合ってみんなで学年のまとめの学習を頑張っていました。休み時間にはお花に水やり。つぼみの数を数えて「春が増えてきた!」とのこと。言葉のチョイスが素敵!

2年生、漢字のドリル学習をタブレット端末でチャレンジ。自分のペースで集中!一方で、国語科で「スーホの白い馬」を読んで感想を語り合う授業。自分の言葉と声で伝え、お友達のお話を耳で聞く活動もやっぱり大切ですね。 

3年生は音楽科で「パフ」のリコーダー二重奏にチャレンジ。どうやら3年生の学習の一つとして後日2年生に披露するのだそう。自分のパートは演奏できるのに二重奏になると...。上を向いちゃって頭の中がだいぶ混乱しているようですね。頑張って!

4年生は理科で季節を感じよう!と長倉の杜をぐるぐる巡っていました。温度計を手にしながら、風はまだ冷たい!あっ、水仙だ!等々の気づきを発表し合い仲良く活動していました。また、長倉の鼓笛隊の引継ぎに向けて、ピアニカで校歌の演奏にチャレンジ!6年生にいいとこ見せるんだ!って頑張っていました。

やまなし1組の彼。3年生のリコーダー練習をライブ配信してもらい、先生とマンツーマンで演奏にチャレンジ!その前に先生の方が二重奏の混乱の罠にかかってしまったようで必死に楽譜を追いかけて担当パートを確認していました。先生も子どもたちも日々勉強でございます。

やまなし2組でも学年の学習のまとめにチャレンジしていました。「この計算はまずどことどこをやるのかな?」「その次はどうする?」と一つひとつ先生に声を掛けてもらい、複雑な計算の仕方を再確認していました。頑張り屋さんだね!

毎週1回訪問のALTニコラス先生。間もなく中学生になる6年生に対して、手加減のない本気の発音で英会話の楽しさを伝えていました。休み時間はプリンターに向き合い、英語の校内掲示を充実させるのだそう。そして下校時は、毎回子どもたちに「See you!またね!」と声を掛けてくださっています。3月もよろしくお願いします!

5年生の教室の黒板には、担任の先生のメッセージが!この日は全学年で学力テストを実施。一年の総まとめだ!張り切ってチャレンジしていました。本校では点数だけでなく、心の持ち様も大事にしています。5年生は毎月「4つの力」の発揮具合を確認し、みんなで頑張ろう!と声を掛け合っています。

6年生、家庭科では調理実習にチャレンジ。今回は炒め物がテーマ。美味しくできたの?に対する返答はアレでしたが、みんなで作れば何でも美味しいんですよ!とのことでございました。

休み時間の廊下では、お互いの身長を記録し合っていました。卒業記念としてでしょうか?ひときわ高い所にも印がついていまして「その人を越さないと世の中の発展は期待できない!」と鼓舞させていただきました。体も心も大きくなーれ!

卒業証書の受け取り方の練習もスタートさせたとのこと。3人が心を一つに動きを合わせることが大事!とのこと。いよいよ卒業式が見えて参りました。放課後の6年生の教室前、窓から差し込む夕日の輝きが、6年生のネクストステージに向かう道を明るく照らしています!

今週も健康第一!立ち止まらず前進して参りましょう!

代替わり、第4回校外子ども会を開催!

2024年3月1日 14時30分
今日の出来事

2月27日(火)のことになりますが、登校班で組織している校外子ども会、今年度最後の会議を開催しました。まずはいつもの風景。各登校班の班長さん、主に6年生が1年生教室にお迎えに参上!

1年生と手をつないだり、階段では安全を第一にSPの如く周りをぐるりと囲んだりして、優しく・仲良く会場まで誘導してくださいました。

そして始まった会議は、まずは最近の登校状況の反省会。時間厳守!安全歩行!を再確認しました。本日の会議を進行するのはなんと新たな班長さん、主に5年生、中には4年生というところも。ずばり緊張!していましたね。そんな後輩たちの様子をじっと見守る6年生の背中はいつも以上に大きく、偉大に見えました。後輩たちにエールを送っているかのよう...。 

続いて、4月に入学してくる1年生に向けてお手紙を作成。登校時間と場所を書き記し、歓迎のメッセージとともに封筒に入れてこれからお届けに行くのだそう。皆さんがしてもらったように、いや、それ以上に優しく親切に新たな後輩を導いていきましょうね!

もう一つは、登校班のフォーメーションを新年度バージョンに移行する活動。ここでは6年生が大活躍でございました。身長順?学年順?1年生はどこ?車とすれ違う左側は上学年ね!と6年生がリードして知恵アイディアを出し合い決めていきました。流石の安定感!

会の終わりには、今までお世話になった6年生にしっかりと感謝の気持ちを伝えました。「今までありがとうございました。中学生になっても頑張ってください。」そして大きな拍手!改めて、6年生が活躍してくれたから事故なく登校することができました。本当にお世話になりました!

翌朝28日(水)、登校班の先頭はさっそく新班長が!班長の証=赤帽子にちょっぴり慣れない様子でしたが、それはそうですよね。先輩から引き継いだ責任の大きさ、重圧をひしひしと感じているのですから...。頑張れ新米班長!

6年生はというと白帽子に変わっていて、それはそれで新鮮でした。今朝は冷たい雨の中での登校でしたが、最後尾から新米班長や後輩たちを優しく見守っていて、6年生として最後まで責任を全うしようとする姿を見ることができました。格好いいぞ!

校内では、さまざまな活動の引継ぎを通して「ありがとう!」と「頼んだよ!」が交錯していて、見守る私たちも複雑な心境ですが、一日一日をより丁寧に大事に過ごして参ります。

本日からいよいよ3月。図書館の掲示板もボランティアの皆さんによって3月バーションに更新。お内裏様とお雛様はやまなし1組さん制作。今月もどうぞよろしくお願いいたします!

校内授業研究会、4年1組編

2024年2月29日 14時30分
今日の出来事

昨日に引き続き、本日は2月14日(水)に実施した4年1組の授業研究会をご紹介。当日は福島大学の宗形潤子先生をお招きし、学校を挙げての校内授業研究会という位置づけで実施しました。

早速1組教室に入ると目に飛び込んできたのが彼ら。名付けて湯本温泉ブラザーズ!「湯本町のよさを伝えよう」をテーマに1・2組は「湯本温泉」に着目して合同で体験活動を実施してきましたが、学級あるいは一人ひとりの学びのカラーはこんなにも多彩なのかということをつくづく実感した次第でございます。

授業のめあては2組と同じく「プレ発表会をして、友達からアドバイスをもらい、自分たちの発表をバージョンアップさせよう」。先生曰く「アドバイスの内容の充実と話し合う時間の確保を目指しました」とのこと。よって、4グループの発表を2時間かけて実施することとし、前時に2グループが発表のみを行い、本時は後半2グループの発表→アドバイスカードの作成→プレゼン改善のという流れで展開していきました。2組の先行実践に学び、子どもたちのためを思い、授業を再構築した1組担任の先生の姿勢、素晴らしいですね。

そして、授業中の子どもたちの姿。4年生の発表・表現力は、ここにきてさらに豊かになってきましたね。スライドを上手に活用したり、飽きさせないようにクイズを取り入れたり、ノー原稿でズバリ言葉・目力で思いを伝えていました。これまでの学習経験の成果だと強く感じました。

アドバイスカードを作成するにあたっては、まず「分かりやすい発表とは?」というテーマのもと、学級全体で対話を行いました。先生がコーディネーターとなって子どもたちの意見を紡ぎ、子どもたちもハンドサインで意思を示し、たった数分でしたが子どもたちは深い学びをしていました。

「それではアドバイスカードを作成して、プレゼンを改善させていきましょう!」ということで、まずは各グループに対するアドバイスを付箋紙に記入、そして各グループにお届けへ。先ほどの湯本温泉ブラザーズ、手一杯の付箋紙を作成し、早くお届けしたいぞ!と言わんばかりに、それはそれは前のめりで活動しておりました!すごいぞ!

アドバイスカードはどれも具体的かつ建設的な内容でしたね。先ほどの対話が効果的だったことを感じました。子どもたちも「ありがたい!」を連発しながら早速プレゼンの改良を行っていきました。最も早く改善を始めたのは、言うまでもなく、あの湯本温泉ブラザーズのグループでございました!

授業のまとめでは、自分の活動を振り返り、勉強になったこと、自信につながったこと等を清々しく話していました。本時の学びを通して22日(木)の授業参観で発表本番を迎えたわけですが、「緊張したけど頑張りました!」「一番よくできました!」という声とともに、「何かもっといい発表できる感じもしてます」の声も。これまでの自分に自信をもち、でも今の自分に満足はしないぞ!という素敵な心意気を聞くことが出来ました。素晴らしい授業に拍手でございます!

授業後の私たちの協議会では、4年1・2組の授業実践を振り返り、このように子どもたちが生き生きと学んでいくためには、お互いの意見を尊重し合う学級風土づくり、内容・スキルともに各教科等の学びを強力に連携させていくマネジメント力が重要であることを再確認しました。

さらに私たちは宗形潤子先生とともに、次年度の市小教研授業公開に向けて、生活科・総合的な学習の時間のカリキュラムづくりに向けたワークショップも行いました。じつに熱い議論!

現職主任の先生を中心に子どもたちのためにと日々研修に励んでいる先生方こそ本校の強みでございます。身内ではありますけど感謝いたします。加えて私たちの一年間の研修ストーリーを研究集録としてまとめました。ここで立ち止まるとことなく、引き続き私たちも着実にバージョンを図って参ります!