2学期始まってすぐ、

「発表する場をください」と言ってきた生徒がいます。

この２人は、いわき市教育委員会の「長崎派遣事業」にこの夏、参加してきたのです。

この事業は、非核平和都市を宣言するいわき市の中学生が、長崎の中学生と一緒に被曝の実相や平和について学習し、交流を深める目的のもの。

実際に長崎で被爆した方のお話、その歴史

戦争を知らない、彼女たちと同じ世代の子が長崎に寄せる思い

どれもが、２人の心に衝撃を与えたようです。

その心の震えを、しっかりとした言葉で全校生に伝えました。

「見て」「触って」「味わって」「感じる」

こんな実際の経験が、生き方を変えるきっかけになるのかもしれません。
この夏たくましく成長した２人を誇らしく思いました。