初任者研修〈授業研修②〉
2025年6月16日 13時30分6月12日(木)に初任者研修〈授業研修②〉を実施しました。
この研修は「授業及び学級経営の充実のための基礎的な内容についての研修を行い、指導力の向上を図る」ことをねらいとしています。
まず「初任者研修を振り返って」という題目で、今年採用2年目となる小学校の先生1名、中学校の先生1名に発表していただきました。先輩方が1年目にやってよかったこと、学んだこと、反省点などについて具体的にわかりやすくお話しいただきました。
次は、総合教育センター指導主事が「評価について」講義・演習を行いました。学習評価は、教師が子供たちの成績をつけることではなく、「子供たちのより良い学びのため」「教師が自身の指導改善のため」に行うものであることを学びました。
午後の初めには総合教育センター指導主事による「特別支援教育の視点から~子どもとのかかわり方~」という題目で講義・演習を行いました。特別支援教育は障がいの有無に関わらず、「支援を必要とする全ての児童生徒に応じた指導及び支援を行っていく教育」であり、私たち教員は特別支援学級・通常学級の枠にとらわれることなく、「一人一人を生かす教育」「みんなで支え合っていく教育」を進めていくことが大切であると学びました。
続いて、総合教育センター指導主事が「特別活動の進め方」について講義・演習を行いました。特別活動の意義、領域について具体的に学ぶとともに、特に学級活動において学級のより良い集団づくりに向けて、事例をもとに協議しながら学びを深めていました。
最後に、総合教育センター指導主事が「生徒指導の視点から~授業づくりと学級経営」について講義・演習を行いました。「生徒指導上の問題を解決するために自分たちができること」について協議をしながら学びました。学校の教育活動全体をとおして、児童生徒の「自己指導能力」を育成するために、初任者の先生方が具体的にどのように児童生徒と関わっていくべきかを学ぶ機会を得られました。
写真はありませんが、最後の最後には初任者の先生方から寄せられた生徒指導上の悩みについて、指導主事が具体的に助言をしました。今後も初任者に寄り添いながら研修を進めてまいります。