経験者研修Ⅲ
2025年5月16日 13時00分4月24日(木)、教職経験20年を経過した先生方を対象に、自校や各自の教育課題へ対応し、自身の専門性を発揮しながら学校を牽引する、組織のリーダーとしての資質や実践的指導力の向上を図ることを目的としての講義・演習を行いました。
研修の冒頭では、総合教育センター所長より「組織のリーダーとなる教職員としての心構え」と題した講話が行われ、自校を牽引するリーダーとしての意識を高める貴重な機会となりました。
続いて学校教育課管理主事が講義「教職員としての服務・勤務」を行いました。組織の一員として、法令遵守と責任ある行動の重要性を再認識する時間となりました。
研修の後半では、「教職経験20年教員としての課題解決に向けて」と題した講義・演習が行われました。
講義に続く演習では、ブレインライティングの手法を用いて、グループで具体的な教育課題について議論しました。
短い時間ではありましたが、経験豊富な教員同士がそれぞれの知識やアイディアを共有し、課題解決に向けた実践的なアプローチ方法を検討しました。
研修の締めくくりには、本日の学びを振り返り、明日からの実践に繋げるためのリフレクションの時間を設けました。講話や演習を通して得た気付きや学びを共有し、自身の今後の目標や課題について考えを深めました。
研修後、参加した先生方からは、「研修を通して、組織の中核としての自覚を持ち、より良い学校づくりや、子ども・若手教員の育成に貢献したいという意識が高まった。」「同じ立場の先生方との情報交換は有意義で、学校や個人の課題解決に向けた具体的な手立てや視点が得られた。」といった声があげられました。
今回の学びを活かし、各校のリーダーとして、その熱意と能力を遺憾なく発揮されることを期待しています。