アスリートがやってきました‼
2025年9月30日 12時51分スポーツ庁では、学校にアスリートを派遣して子ども達に体育の実技指導や自身の体験を踏まえた講演をしてくださる『アスリート派遣等による体育授業等の充実・高度化の促進事業』を実施しています。
全国各地の学校へアスリートが出向き子ども達と一緒に活動をするこの事業ですが、本校も訪問先の学校の一つとして選出いただき、5・6年生を対象に本日その授業を行いました。
本校に来ていただいたのは、パラアスリートの高橋勇市選手です。
高橋選手は、2004年のアテネパラリンピックのマラソン競技(視覚障がい)に出場され、見事に金メダルを獲得された素晴らしい競技歴をお持ちのアスリートです。(※他にも素晴らしい競技歴をお持ちですので、調べてみてください🤗)現在は、マラソンだけでなくパラトライアスロンの選手としての活動も続けておられるそうです。
初めに、『共生社会を目指して』と題した講話をいただきました。
ご自身の小学生期の休み時間の話や、その後、目の病気を発症して視力が奪われていったこと、目標を見つけて“走る”ことにのめり込んだことなど、高橋選手の経験に基づいたお話にみんな真剣に耳を傾けました。
また、視覚障がいのある方と接した際のお手伝いの仕方についても教えていただきました。
その後、体育館へ場所を変えて“走る”動きに対しての実技指導として、腕の使い方や手の握りなどを実践を交えながら教えていただきました🎽
指導後には、アテネパラリンピックで獲得された金メダル🏅を見せてくださいました。
子ども達も、本物の金メダルにテンションが上がりました🤗
最後に、2人組になって視覚障がい者と伴走者の役割を交互に体験しました。
視界が塞がれた状態での歩行はやはり恐怖を感じたようですが、伴奏者の適切なアドバイスや補助のおかげで子ども達も無事に体育館内を歩くことができました。
何事にも前向きに取り組もうとする高橋選手のお話は、子ども達にとって大変心に響く内容でした。
また、実技指導で教えていただいた内容は来月予定されている持久走記録会に向けた練習の中で生かしていければと思います。
高橋選手、本日はとても素敵なお時間をありがとうございました😄