こんなことがありました。

2018年12月の記事一覧

衝撃・ガーン 雑感(世知辛い世の中ですね)

 師走のこの時期、何かと忙しく時が過ぎていき、まさに「光陰矢のごとし」ですね。

 年の瀬を迎え、1年を振り返り、平穏な正月を迎えたいと思いますが、世間では、物騒な事件や暗いニュースが多すぎます。

 特に衝撃を受けたのは、いわき市出身の27歳の男性が20歳の女子専門学校生を殺し、市内の駐車場で発見されるというニュース。また、あおり運転の容疑者が懲役18年の実刑判決を受けたものの、残された被害者の娘さん達の心情を思うといたたまれない気持ちになります。

 学校関係では、高校生と飲酒をして交通事故を起こす事件は公務員としてだけでなく人としてあってはならないことだと思います。

 最近の生徒に関する新聞記事で気になる報道が2件ありました。

 1つ目は、児童買春の被害者にあった中高生の約7割が補導・非行歴がなく、学校にも怠けずに登校している生徒も6割弱という結果が警察庁のまとめで発表されました。

 一昔前ですと、補導や非行歴または不良のような異装をしているなど、周囲で見ていてある程度、把握できたと思います。しかし、今は表面上では「普通の生徒」にしか見えないが、スマートフォンやSNSの著しい浸透により、出会い系サイトや裏サイトなどで、非行が潜在化している点がより問題を深刻にしていると思います。先日実施した「スマホ・携帯安全教室」でも講師の方が話していましたが、フィルターをかけたり使用においてのルールを子どもと決めたりするのは、保護者の責任です。ぜひ、もう一度、お子さんとしっかりと使用方法などルールを話し合って決めてほしいと思います。

 もう一つ気になるニュースは「中学校の不登校傾向生徒が全国で33万人」という調査結果が昨日の新聞等で掲載されました。実際の不登校生徒の約3倍で、中学生全体の10人に1人を占めるそうです。不登校傾向の生徒の学校に行きたくない理由が「小学校の時と比べて良い成績がとれない」「テストが嫌だ」「友達とうまくいかない」「学校に行く意味がわからない」など多岐に渡っています。

 2つの問題とも特効薬はないのが現実です。主な原因の一つに「コミュニケーション不足」があるのではないでしょうか?子ども達はよく「私、コミ障だから」と平気で言います。今の社会では一昔前の主な伝達手段として人と話をするというコミュニケーションが急激に減ってきたことが要因にあると思います。だからこそ、今「言語活動の充実」が求められていることは、とても良いことだと思います。「自分の考えや意見を人前で話す」「人が話をしている時は耳を傾ける」といったことが人間性を高める素地になると思います。

 今、3年生と給食をともにして進路やいろいろな話をしていますが、SNSやコミュニケーションツールを使うのではなく、実際に話をすると相手の気持ちがわかったり、自分の気持ちも伝わったりしますたとえ、時に仲違いしたり誤解することがあっても、お互いにコミュニケーションすることで克服できると思います。

 今月は3年生と給食をともにして話をすることで、一人ひとりの生徒のことがわかり、とても嬉しく感じます。できれば1・2年生とも3学期にLunch & communicationをしたいと強く思います。

 世知辛い世の中ですが、まずは目の前の生徒達のためにできることをしていくことが大切であり、これからも先生方や保護者、地域の方々とスクラムを組んで「生徒ファースト」で頑張っていきたいと思います。

グループ 勿来二小の道徳授業参観・研究会(小中連携事業)

 本日13日(木)の午後校長・教務・道徳主任が勿来二小を訪問し、2年生の道徳の授業を参観しました。低学年の児童とはいえ、活発な意見や感想を述べていて感心させられました。

 小学校では、すでに「特別の教科 道徳」になっていますが、授業がどう変わったか、また担任としてどう変えようとしているかなどを参観できました。来年度から中学校でも道徳が教科になるため、とても参考になる授業でした。

 また、授業後、二小側から校長先生、2年のお二人の先生と事後研究会を実施し、今日の授業についての感想や意見を述べ合いました。また、特に中学校で関心のあった「評価」についても校長先生から資料をもとに、詳しく説明していただき、来年度の教育課程編成においてとても参考になりましたので、今後、中学校でも検討を進めていきます。

【2年生の道徳の授業 主題名「清らかな心」 挙手して発言していました】

 

【自分の考えをホワイトボードにきちんと記入しています】

【児童の皆さんは、お互いの考えをホワイトボードで見せ合いながら、話し合っていました】

【最後に北斗七星のひしゃくの写真を見ようと先生のもとに集まってきました】 

【授業後の事後研究会 善方校長先生が「評価」について詳しく説明してくれました】

 

二小と二中の小中連携事業を強化していくことが、子ども達の成長に繋がる感じました。

 

 前回豆知識の「ブレグジット」は何と何の単語の造語?」の解答

British(イギリス) +  exit(出口、退出)= brexit(ブレグジット)

会議・研修 ビデオ授業研修で授業力UP!

 本校では、先生方の授業での指導力の向上普段の研修の成果を図る目的で、学期に1度、授業の様子を校長の参観を含めてビデオ撮影しています。

 今回は1学期の成果と課題を踏まえ、本時のねらいや授業の視点などを事前に提出し、ビデオで撮影された授業をDVDにとり、まずは授業者自身が今回の授業を客観的に観ることで、成果と課題を把握し、その後、DVDを観た教頭・校長が指導助言を行います。

 今日13日(木)のビデオ授業は、1校時目が社会科の大平先生4校時目が理科の西先生の授業になっています。明日から来週にかけて全先生方のビデオ授業を行います。

【社会科(地理)の授業】

【「EUの課題」という課題について、生徒達は3人一班で話し合ったことをまとめました】

【主な課題をイギリスのEU離脱イスラム過激派のテロと考える生徒が多かったです】

※豆知識: イギリスのEU離脱を「ブレグジット Brexit」と言いますが、これは2つの単語の造語です。さて何と何の単語の造語でしょうか?

Hint ) 「イギリス」を英語で言うと  Great Britain それと非常口の看板に書いてある英語は?

解答は、次回掲載予定の「小中連携道徳の研究授業」にて

【理科の授業(光の世界)凸レンズによってできる像の作図】

 

【生徒達の話し合い・教え合いの場(言語活動)で、課題解決のために活発な意見交換をしています】

【今日の授業のポイントをデジタル教科書を活用して生徒にわかりやすく説明をしています】

【生徒達から「わかった!」「すご~い!」という声が最後にあり、「わかる・できる授業」を実践していました】

追伸:社会も理科も生徒の話し合いの場をしっかり設定して、その言語活動がとても効果的でした。このような授業を受けている生徒達はとても幸せだとつくづく感じました。

 

 

重要 スマホ・ケータイ安全教室

 本日12日(水)の午後、スマホ・ケータイ安全教室を体育館で実施しました。本来ですと1学期の早い時期に行う方が良いのですが、全国の学校で行われる行事のため、ご指導くださる講師の方々のスケジュールに合う時期が重なってしまい、この時期になってしまいました。

 スマートフォンは、今や小中学生にとっても身近な機器であり、殆どの生徒が保護者のスマホを利用したり、所持していたりします。

 これからの時代、スマートフォンやタブレットの利用はますます広がっていくはずです。しかし、その利用方法や遵守事項そして犯罪に巻き込まれる危険性については、十分に周知されていません。毎日のように飛び込んでくる事件や被害のニュース。ネットによる詐欺などの危険なサイトの閲覧、ラインでのトラブルやいじめの悪質化など、多くの問題を抱えているにもかかわらず、生徒は勿論のこと、保護者も野放しにしているケースもあります。

 犯罪に巻き込まれることやネットでの誹謗中傷や炎上などは、「どの人にも起こりえる」「真面目に過ごしている生徒にも起こりえる」という認識を持つことが大切です。

 今回の安全教室で講師をしてくださるNTTドコモスマホ・ケータイ安全教室インストラクターの佐々木久美子様には、上記のことを踏まえた上で、映像を交えながら様々なケースを想定して話をしていただきました。

 特にSNS(Facebook twitter  instagram)などでのトラブルで高校を退学、また就活中に内定をもらった学生の幼少期~中学校~高校~大学時代のSNSを徹底的に洗い出して、問題があった場合には、内定取り消しになったというケースも珍しくないという話もしていただきました。

 現在は、膨大な情報に溢れています。その中で正しい情報を習得し、自分自身の役に立てることや身を守る能力を身につけてほしいと思います。

【被害に遭わないように、辛めの言葉で生徒に説明していただきました】

【インストラクターの佐々木講師の話を真剣に聞く生徒達】

【軽はずみなSNSでの投稿の危険性を映像で確認できてとてもためになりました】

【最後に、生徒代表が講師の先生の話を聞いて、お礼の言葉を伝えています】

【生徒全員に配布した資料です。ぜひ保護者の方もご覧になってください】

音楽 昼休み~5校時にかけての生徒の様子

本日12日(水)、朝方まで寒いというより冷たかったと思いますが、さすが「東北の湘南」の中でも最も南に位置する本校だけあって、昼頃になると温かく感じました

 昼休みの時間、1年生は各自ゆったりとした時間を過ごしていました。

 2年生は、昼休みが終了するとすぐに5時間目の技術の授業で「セパレートトーチ」を完成させようと必死に図面を見ながらはんだ付けに没頭していました。

 3年生は、先日個人写真は撮影しましたが、本日は卒業アルバムに掲載する「委員会写真」「3年生集合写真」の撮影をしていました。卒業式前日に配布されて涙ぐむ生徒も出てきますね。

【昼休みに、音楽室で琴の練習をする中、ひょうきんな生徒達】(琴用の爪でYO!)

【カメラを向けられ、必死に逃げようとのけぞる生徒達】

【はんだごてで、必死にはんだをつけようと悪戦苦闘しています】

【5時間目の授業は睡魔が襲う時間ですが、普段の授業にも増して真剣ですね!】

【屋上で、穏やかで雄大な太平洋をバックにアルバム用撮影】(海を見ると心が洗われます)

【イカすポーズを考えた上でハイチーズ!】(「イカす」は死語ですかね?)

【本校のスローガン「夢と自信を育む勿来二中」の前で】