いわき市立勿来第二中学校
Nakoso second J.H.S.
14日(土)、春季一球会野球大会が開幕し、球春到来!
いよいよ6月の市中体連に向けて野球を皮切りに、陸上、卓球など各部が本格的に活動を開始します。
野球部は、江名中及び錦中との連合チームで戦いました。内郷一中との対戦では、白熱した展開でしたが、惜しくも1対2で惜敗しました。三チーム合同チームはこの試合で最後になると思います。次の大会に向けて頑張ってほしいと思います。
【開会式:中央台南中にて】
【打席に向かう勿来二中の選手】
【試合後、お互いに挨拶をして健闘を称え合いました】
【保護者の応援に感謝の礼をする選手達】
本日13日(金)、昼休みにワークブックなどの副教材の販売が行われ、生徒達は、教材を購入し中身を見ながら、学習への意欲を高めていました。
【副教材を購入する生徒達 手前から1年~2年~3年】
【3年生は受験に向けてワークブックを最大限に活用してください】
【重たい何冊ものワークを持って運ぶ生徒】
5校時は、任命式を体育館で行いました。各学級の委員長、副委員長、書記・会計そして風紀、衛生、報道の4つの各委員会の委員長、副委員長、書記を任命いたしました。
各学級の18名及び各委員会の12名が呼名され、学級委員長5名と委員会委員長3名が登壇し、任命状を渡しました。
【学級委員長の任命の様子】
(クラスをまとめるために尽力してください)
(みんなが充実した生活を送れるような学級を作っていきましょう)
平成30年度の前期の活動が円滑に運営されるように、30名の各役員の人には、リーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
【各委員会委員長の任命の様子】
(風紀、衛生、広報ともとても大切な委員会活動です)
(27日の生徒会総会で委員会の方針をしっかりと伝えてください)
6校時は、本校の「波の穂タイム」です。今日は。来たる5月12日(土)の体育祭に地域の方々(特にお年寄りの方で楽しみにしている方々)に招待状を中学校から出す際、生徒が心を込めて「体育祭にぜひ来てほしい」というメッセージを一言記入し、招待者に渡すことが伝統的に行われています。ぜひ、インパクトのあるメッセージを記入してほしいと思います。
【各自、思い思いにメッセージを考えていました】
【この招待状にメッセージを書きました】
(体育館で各自が地域の人のために、真剣に書いています)
(お互いのメッセージを見ながら、色を塗ったりして工夫していました)
(友達とアイデアを出し合いながらっていいですね!)
昨日、津波を想定した避難訓練の後、校長室で生徒全員に東日本大震災の大地震による大津波そして大火災の写真を見せながら、「対岸の火事」ではないことを一人ひとりに伝えました。
生徒には避難訓練そして写真や説明を聞いての感想や今後のことについて用紙に記入してもらいました。殆どの生徒が、ひっくり返っている船や家屋を見て驚いたという感想でした。
その一部の生徒の感想を掲載します。
・男子生徒
「僕は校長室にある東日本大震災の当時の写真を見てとてもこわく感じました。当時は、勿来にはとても強い波が来なかったが、写真では、強い波が押し寄せて家が崩れていたり、車が反転していたりなどして、亡くなった人も多くいたので、この避難訓練はとても大事だとわかりました。来年は避難訓練の時間を今より短くしたいと思います。」
・女子生徒
「写真を見てとてもびっくりしました。津波は一瞬で全てを無くしてしまうんだと改めて思いました。私たちが今こうして普通に生活していることが本当にすごいことなんだと感じました。地震や津波などの自然災害はいつ起こるか、わからないということを毎日忘れずにいつでもすぐに行動できるように心構えをしておきたいです。」
・女子生徒
「写真を見て、津波が最初はひざ丈くらいでも、最終的には車や船をひっくり返してしまうことに驚きました。校長先生の話を聞いて家に帰ってから、もう一度、家族と一緒に避難場所や避難のしかたを確認しようと思いました。」
東日本大震災が起こった7年前、私は久之浜中で卒業式を終えた日でした。久之浜地区は、大地震、大津波、住宅の大火災、そして原発事故での内郷や常磐地区への強制避難など、今思い出しても辛く悲しい体験をしました。
校長室には、「防災意識・危機意識の高揚のために」ということで、久之浜・四倉地区の大津波・そして家屋の損壊、漁船が転覆し国道まで来た津波などの写真を12枚掲示してあります。
今回、生徒達に危機意識・防災意識をしっかり持ってもらうように、校長室で写真を見せ、津波の恐ろしさを説明しました。
(全校生に校長室で次のことを話しました)
「地震の後、大津波警報が発令され、久之浜の川を逆流してくる津波。最初は大したことがないと思っていた数十秒後、車が簡単に流されるほどの大津波が来ました。船は陸上にうち上げられ、家は粉々になったのです。また、久之浜地区ではその後、ガス爆発で戦争のように夜通し火災で焼け野原になってしまいました。勿来地区は、幸運にも大津波が来ませんでした。しかし、この写真のようなことが今後起こるかもしれません。ですから「津波注意報」や「津波警報」が発令された時は、命を守るために高台などの安全な場所に避難することです。命よりも大切なものなどありません。このことを常に頭に入れてこれからの生活に活かしてください。」
【生徒の皆さんは、食い入るように写真を見て説明を聞いてくれました】
その後、生徒の皆さんには、校長室の「写真や説明を聞いての感想」や「今後どう取り組んでいくか」について用紙に記入しました。
本日12日(木)、当初5校時に予定していた「津波を想定した避難訓練」でしたが、雨模様の為、6校時に変更して実施しました。
勿来二中学区は、東に太平洋がすぐ近くにあるため、東日本大震災の教訓を活かし、安全に避難することを常に意識し、行動しなければなりません。
大地震が起こり津波警報が発令されたという設定で、本校の屋上に避難する訓練をしました。一人ひとりが無言でそして冷静に行動していたと思います。
天災はいつ起こるか誰も予測できません。だからこそ、パニックを起こさずに行動する訓練がとても大切であると思います。
【地震が起きたという想定のもと、机の下で体(特に頭部)を守る訓練をする3年生】
【机の下で体(特に頭部)を守る訓練をする2年生】
【津波警報が発令されたという想定で、屋上に避難しました】
【屋上に生徒が集まりました。太平洋は本当に間近にあることがよくわかります】
【P.S.】避難訓練の後に、校長会からのメールで「保原で銀行強盗未遂事件」があり犯人が現在逃走中である」との連絡がありましたので、生徒には下校時注意するように指導しました。
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