こんなことがありました。

2017年12月の記事一覧

訃報のお知らせ

 昨日18日(月)、本校教諭の 鷺谷 仁先生 の実母である故 鷺谷千代子 様が永眠なされました。
心より謹んでお悔やみ申し上げます。

 なお、葬儀の日程は次のとおりです。

通 夜 12月23日(土)18時

告別式 12月24日(日)12時

式 場 「せきのホール」(いわき市小島町3-2-2 電話27ー7755)

2学期終了前の平和な昼休みのひととき!

 今日は19日(火)、2学期もあと残すところ3日、そして2017年も残り2週間をきりました。
 
今週は22日(金)の終業式まで特に行事もなく、なにげない平凡な毎日が続きます。ホームページも
特に掲載するような内容もなく、
22日(金)まで更新しなくてもいいかな?と思っていたのですが、保護者の方に「ホームページ、
いつも楽しみにして親子でみています。」
とか、
「きのうはホームページに何も載っていなかったんですが、どうかしたんですか?」という無言の
プレッシャー
を感じ、
本日、平凡な生徒達の「昼休み」の光景を掲載いたします。特に行事に追われることもなく、
テスト直前のピリピリ感もない、こんなひとときも生徒達にとっては大切な時間なんですね。
私がカメラを向けると、おどけてみせたり、楽しそうに友人と話したり勉強したりと、
ゆったりとした時間を過ごすことが生徒達にとって嬉しい一コマなんです。
いいですね、青春って!

【1年生】「5時間目、英語だあ~、授業の準備するの、忘れてた~!」

「えっと、単語テスト、どこ出るのかな?」

「よし、満点を狙って最後の最後まで!」「ん?後ろでは余裕の人が・・」


【2年生】「さあ、5時間目は数学だ。カメラ目線の人も・・・」

「やべ、アップで撮られてる!(周囲)意識するなよ!」

「Well,  What  am  I  doing  now ?」「I'm  brushing  my  teeth.」
「ん?でも授業開始5分前だぞ!」


【3年1組】「昼休みの1分、1秒を惜しまずに自主学習あるのみ!」

「校長先生、カメラ近いですって!」

「わからない所を教えているY君、えらいね!」「ん?左前でも教え合って
いるのかな?と思ったら、ただのダベリングでした。」
注)ダベリング=おしゃべり


【3年2組】「私たち、カメラを向けられると自然とピースサイン。
1組と真逆。またそれが2組女子のパワーの源なんです。」

「ん?男子は円陣を組んで何をしてるの?」
輪をかき分けてみたところ、数学の問題を解いてました。
でもなぜ、こんなに多くの男子が集まる必要があるのかな?


こちらのみんなもミーティングルームで真面目に勉強かと思い「ほら、顔上げて
カメラ目線で」と言ったところ、
県立高校の願書と志願理由書の記入をしてました。
これは、失礼しました。
誤字、脱字に気をつけて!


【せきの子】
「撮られてるよ~、どうしよう?」「あまり意識しないで前向いてれば」

「二人で何やってんだか? 僕も笑顔でカメラを意識していますよ。」

道路からの入口看板と重点目標スローガンの設置について

 11日(月)に、各学年委員長を含めたPTA役員会が開催されました。その際に校長の私から次のようなご提案を2件させていただき、
ご了承を得ましたので、お知らせいたします。

 1件目は、国道289号線から本校への入口がわかる看板が以前はありましたが、ここ何年も看板がなく、
本校を訪れる来客等にとって、入口が分かりづらいと考え、新たに「勿来二中」入口の看板を設置いたしたいと思います。
 なるべく、夕方等暗い時でもすぐわかるように「黄色の枠に海をイメージした活字」(写真)にします。
 取り付けに関しましては、年明けに始まる予定です。なお、取り付けが完了しましたら、ホームページに掲載します。

【以前、空き地だった所にあった看板】


【入口へ設置予定の看板】


【勿来の関側から来た場合の看板の設置位置】


【西公園側から来た場合の看板の設置位置】


 2件目は、本校では重点目標として「生徒の夢と自信をはぐくむ学校」というスローガンがあります。
 詳細に述べますと「生徒と職員が、朝、希望や期待感を持って登校(通勤)し、日中、知恵を絞り汗をかき、
夕方、充実感・達成感を抱いて下校(退勤)する学校」
を目指して日々、生徒も教師も学校生活を送っています。

 そこで、朝、生徒が登校する時に必ず見る所、そして来客の方々にも見てもらえるような所に本校のスローガンを掲示し、
勿来二中をさらにより良い学校にしていこうというモチベーションを高めていきたいと考えております。
 経費に関してですが、例年、パイプ椅子や長机等を寄贈していただいている「卒業記念品」代から充当することで
第3学年委員長に了承していただきました。デザインについては、幾つかのサンプルから3年生が選びました。(写真)
 3年生の皆さんも、卒業してから勿来二中を訪れた際に「寄贈 平成29年度卒業生一同」と記されることで
とても嬉しいという言葉をもらっています。来年の2月に完成予定ですので、卒業前に3年生には、
スローガンを背景に記念写真を撮ってもらう予定です。

 本校教育を益々、充実したものにしていきたいと考えますので、保護者の皆様方にご理解とご協力をお願いいたします。

【3年生に選んでもらったスローガンのデザイン】
(校章とよりスローガンを短くしインパクトを与えるようなデザインに!下段には今年度の卒業生の寄贈と記します。】


【入口を入ってすぐの所にある校庭のネットに取り付ける予定】

(大きさや枠などイメージです)

高校合格第1号!進路先決定第1号! おめでとうございます。

 昨日14日(木)、磐城緑蔭高校の推薦入試の合格発表があり、本校生で合格第1号そして進路先決定第1号になりました。 
 本当におめでとうございます。
 合格した生徒は、何年も前から大学合格を目指すためには、磐城緑蔭高校での少人数指導が自分に最適と考え、
 体験入学などに積極的に参加していました。今回、合格した生徒に感想を聞いてみたところ、
次のような感想を述べてくれました。
「自分が選んだ高校に合格できたのも、勿来二中の先生方、友達、そして何より両親のサポートがあったからです。
本当にありがとうございました。これから受験する皆さん、自分の意思で選んだ高校なのだから自信と誇りをもって、
そして何より感謝の気持ちを忘れずに受験勉強に取り組んでほしいと思います。みんなが『笑顔』で
受験を乗り越えられるように心から願っています。」

 
合格した本人と話をすると、とても充実感と今後への希望でいっぱいの顔をしていました。私から次の2点についてお願いをしました。
 一つは、高校進学の4月までさらに学力を身につけること!もう一つは、周囲の受験する仲間をサポートし、
卒業に向けた様々な取り組みに積極的に参加してほしいということ!

※今回の件については、本人の承諾を得てホームページに掲載しています。

 今週、伊勢両宮神社において3年生徒代表4名、保護者代表1名そして3年職員3名が合格祈願
参拝してきたばかりでしたので、その御利益がありました。今後、私立高校や福島高専の出願が続々と始まります。
これから受験する生徒も「人事を尽くして天命を待つ」という気持ちを忘れずに自分を信じて、
この試練に打ち勝ってほしいと思います。学校も皆さんを精一杯、サポートしていきます。
【伊勢両宮神社の合格祈願のお札】

勿来の「空」そして「海」は、格別!!

 勿来の「空」と「海」の青さには、本当に惚れ惚れします。特に屋上からみる景色は本当に感極まる「鮮やかなブルー」です。

 勿来の地元にいる人々にとっては当たり前の景色かもしれません。でもこんなに空が青く、海が青い光景は他の地域の人にとっては、
贅沢以外の何物でもありません

西高東低の気圧配置で、昨日の日本海側や東北地方などは、大雪に見舞われていることはニュース等で皆さん、ご存じだと思います。
 私は10数年前に南会津の南郷に3年間住んでいました。冬に青空を見ない日が1ヶ月続いたこともありました。
 ちなみに昨日24時間の積雪量は62cmだったそうです。

【南会津にいた頃、本当に久しぶりに太陽を見れた日でした。雪の壁も3メートル位でまだまだ序の口です。】

【最大でトラックの荷台よりも高い5メートルを超えます】


 空はいつも大雪で白だけの世界が続き、冬と春?の間(12月~5月の間6ヶ月間)、
地面はもちろん側面も雪で白、白、白!いわゆるモノトーンの世界でした。

 いわきに住む人は「幻想的な白銀の世界」と思うかもしれませんが、毎朝、朝早く起きて約1時間の除雪、
ホワイトアウトと言って雪で視界が白一色になり、方向・高さ・地形が識別不能になり数メートル先も見えない恐怖、
「寒い」「冷たい」と感じるのではなく「痛い」と感じること、直径30cmで長さが4~5mの「氷柱(つらら)」など
いわきでは考えられない世界でした。

 私は以前、会津の地元の人に「会津は四季がはっきりしていていいですね!特に粉雪の降る白銀の世界は最高です。」と言った時、
間髪を入れずに次のように言われました。
「先生は3年しかいないから、そんなこと言えるんだよ。一生住む俺らにはそんな風には絶対に思えない。」そして
「いわきの人は恵まれ過ぎている。冬でもあんなに空が青いなんてずるいよ。少しは分けてほしい。」
言われたことを今でも鮮明に覚えています。

【勿来二中屋上から見た景色】




 私は今、勿来の地に赴任して、心からこの空と海の眩しいくらいの青さを毎日、感じ取れる贅沢な日々に感謝しています。
 そして、この青さに負けないくらいの勿来二中にしたいと思っています。

 
 生徒の皆さんも保護者や地域の皆さんも、普段は気にしていなかったこんなに恵まれたこの地で生活していることに感謝するとともに、
一日一日をただ漠然と過ごすのではなく、夢や目的を持って、精一杯、自分らしく生活してみようじゃありませんか!
この空と海の眩しいほどの「青さ」に負けないように!

(追伸)南会津のようなパウダースノーの雪の中に手を突っ込むと、雪の中は勿来の海と空と同じような
鮮やかなブルー
であることを、皆さんは知ってますか?