こんなことがありました

2022年11月の記事一覧

演劇鑑賞会、ホンモノを体感!

11月17日(木)に演劇鑑賞会を開催しました。お招きしたのは栃木県那須塩原市で創立70周年を迎えた劇団らくりん座の皆様。今回お芝居いただいたのは「あらしのよるに」。絵本を読んだことがあるという子どもたちも多く、この日を心待ちにしていました。

体育館では早朝から舞台づくりが始まり、開演時にはすっかり「長倉の杜劇場(勝手にネーミング)」が完成していました。

 

そしていざ開演!冒頭の稲光や雷鳴、そして暴風雨の演出に魅了され、子どもたちはすっかり演劇の世界へと引き込まれていきました。

 

笑いあり、驚きあり、怖さあり、そしてものすごく心配になって...。クライマックスシーン、ストーリーは何となくわかってはいたものの、てもどうしても涙が...。感動!

終演後の感想を語る場面、興奮冷めやらぬといった子どもたち。声が大きくてすごかったです!歌がとーっても上手でした!感動してしまいました!音とか光とかの演出が迫力あってすごかった!場面が変わるところ、切り替わりのスピードが速くてすごかった!今まで見た中で一番でした!の声。最後には全員で拍手喝采!すてきな時間をありがとうございました。

それで、終演後の6年生。感動した思いがあふれ出てしまったご様子。そーっと舞台に寄ってって、舞台をバックに記念写真を撮ろうと試みたところ、何とキャストの皆さんが出てきてくれて素敵な交流TIMEへ。出待ち!どころか出入り!してしまいました。

改めて感動したことをお伝えし、舞台装置の解説をお願いしたところ、何と実際に足を踏み入れさせてくれて、もはやファンクラブ化した6年生。

最後にT君が「わがままをいわせてください!一緒にオオカミの叫びをやってください!」とまさかのお願いを。でも快く引き受けてくださり、本物の舞台上で、ウオー!ウオー!とやっちゃいました。逆にお見送りまでしてくださって、どこまでもお客を楽しませるおもてなしの心、さすがプロはプロでした、素敵!

特に6年生の姿から、私たちはこれからも ホンモノ!本気の表現!との出会いの場をつくり、大事にしていかなければという思うを強く持った次第。一期一会の出会いを大事に、豊かな感性を持った人に子どもたちを育てて参ります!

劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/

長倉の杜、紅葉が見ごろを迎えました!

本校は住宅地の中にありますが、校舎の周りは大小さまざまな樹木が生い茂っています。私は勝手に「長倉の杜」と呼んでいるのですが、いよいよ本校にも紅葉前線が到達しました。毎朝、校門前を通ってご出勤される方と「今年も見ごろを迎えましたね」と愉しく会話しているところです。

また、特に校庭につながる階段はもみじが堂々と佇んでおり、「ドリームトンネル」と名付けて子どもたちの自慢の一つとなっています。このドリームトンネがまさに紅葉色に染まって参りました。自然の営みが繰り返されてきていることを感じさせてくれる素敵な空間です。

本日24日(木)からは個別懇談が行われます。保護者の皆様もぜひご覧になってお帰りください。子どもたちとの会話が弾むこと間違いなしですよ!

特集!校内絵を描く会2022

芸術の秋、恒例の校内絵を描く会を開催しました。11月11日(金)に、晴れて金賞を受賞した39名を代表して6年生児童に賞状を授与いたしました。表彰式は毎回、給食の時間に動画配信しています。校舎のあちこちから温かい拍手が聞こえてきて、受賞者にとっては大きな励みとなっていますね。 

さて、校内に掲示されていた作品を1年生から順に紹介いたします。各学級ごとにテーマを持ち、制作過程でお互いに意見交流する機会もあったとのこと。一人ひとりの芸術作品に拍手を送ります! 紹介する写真サイズの大小等はお許しくださいね。

金賞受賞作品の中からさらに審査を行って市の児童造形展覧会に出品しております。その結果は後日またお知らせいたします。

赤い羽根共同募金に参加しました!

11月に入り、代表委員会が中心となって募金を呼び掛け、21,848円の善意が集まりました。ご協力ありがとうございました。11月16日(水)に市の共同募金委員会常磐分会長の渡辺昌昭様にお渡しいたしました。

どんなふうに使ってほしいですか?の質問に、代表児童4名が答えていました。私たちは美味しいごはんを食べて授業を受けているけど、これが当たり前だとは思っていなくて、困っている子どもたちに届けられたらと思っています等々...。渡辺様からも、皆さんの思いを預かって大事に使わせていただきますとご挨拶いただきました。

この様子、福島民報社11月20日付の新聞にも掲載していただきました。ありがとうございました。

5年生、精米された長倉米が戻ってきました!

5年生が収穫した長倉米2022、常磐公民館のコーディネーター今野先生の仲介で、今年も専業農家の折笠明憲さんに精米作業をお願いしておりました。そして11月10日(木)、折笠先生にもお越しいただき、長倉米2022の贈呈式を開催しました。今年の収穫量はおよそ10kgとのこと。長倉田の面積からいうと上出来でしょう!のお言葉をいただき、子どもたちも大満足!

続いて、長倉米を折笠さんに預けてから今日にいたるまでの作業工程についてレクチャーしていただきました。まずは「脱穀」をしたとのこと。子どもたち、これまでの学習でその昔は千歯こきを使っていたことを思い出していました。そして「籾摺り」。「精米じゃないんだ!」と声をあげる児童も。そうなんですね茶色い皮をはがして玄米にする作業、では手でやってみましょうか!ということで実践。すると白、透明、緑色と様々な色のお米が出てきました。それぞれ、もち米、長倉米(こしひかり)、未熟米とのこと。いろいろなお米があることを実感!玄米をかじって味の違いを学び取ろうとする様子も...。

「これで完成ですか?」と子どもたち。「いや、まだなんです。もうひと工程!」と折笠先生。さらに「玄米から精米にすると何ができるでしょうか?」の質問が...。言葉では聞いたことがあるのですが「米糠」の登場です。糠の活用方法についても丁寧に解説してくださいました。

折笠先生が専業農家となった経緯はまさにキャリア教育、志のもちようと行動力の大切も教えてくださいました。また「米作りと私たちの生活は切っても切り離せないんですね。そして田んぼは循環型なんです。もみ殻や糠などそれ自体で活用もできるし、また田んぼに戻すこともできる。もっともっとたくさんお米を食べてほしいですね!」とのお話。今回も その道のプロ!しかも若手のホープから貴重な学びを得ることができました。

授業後も折笠先生と熱く語り合う子どもたちの姿が。農業の魅力、苦労、年収!、さらにはジャンボタニシ問題も。「僕は将来レストランを営むのでその時はお世話になります」との予約?!も。折笠先生、今年も大変お世話になりました!

さて、長倉米2022・10kgを大事に運び出す5年生、この後どうするのでしょうか?まだ注目は続きます...。