植田東中学校 Ueda Higashi J.H.S.
令和2年度の人事異動で本校を離れる先生方のお知らせを24日にしました。また、25日~29日までに転出される先生方からのビデオレターもホームページに掲載しました。
そして、本日30日(火)、離任式を体育館で実施しました。校長からの挨拶の中でも話しましたが、令和元年度の転退職される先生方の離任式は緊急事態宣言で学校が休校であったため、できませんでした。あの時、生徒の顔を見て別れの挨拶ができなかった先生方は、断腸の思いであったと思います。
今年度は、そのような先生方の想いを感じていたからこそ、絶対に離任式を実施しようと固い決意をしていました。確かにコロナ禍で感染予防に万全を期すことが大前提ですが、人と人が何かの縁で出会い、ともに苦楽をともにしてきた先生方と生徒との「出会い」と「別れ」の節目をしっかりと生徒達に感じ取らせることは、必ずや人生の中で生きてくると思います。「出会い」の喜びと「別れ」の悲しさがあるから、人は成長すると信じます。
教頭先生からの紹介の後、各先生方からの別れの挨拶がありました。涙で言葉につまる先生方がいる中で、生徒からも別れを惜しみ涙を流す生徒達が数多くいた光景を見て、「離任式を実施して本当に良かった」と感じました。
この後のビデオでは、教頭先生から各先生方の紹介を掲載しました。転出される先生方のメッセージは既にビデオで配信しましたので割愛します。ただ、ビデオの不具合で草野先生の紹介のビデオが撮れなかったことをお詫び申し上げます。
人と人との出会いと別れを、これからも大切にし感情豊かな東中生であることを願っています。
明日31日に、先生方を紹介するビデオを配信します。
なお、明日31日で植田東中学校及び現役最後の日を迎えますので、僭越ではございますが、校長からホームページをご覧になっていただいた皆様への感謝の気持ちをビデオ配信する予定です。
【転退職される先生方からの挨拶の様子】
(校長)
(小松先生)
(佐川勉先生)
(加瀬先生)
(阿保先生)
(草野先生)
【生徒会役員からの花束贈呈】
【転退職される先生からの最後のメッセージを聞く卒業生】
【校歌を高らかに歌う在校生】
本日26日に植田東中ホームページ90万アクセスを達成しました。
2年前の28万アクセスから60万を超えるアクセスに感謝いたします。
本年度中に100万アクセス達成を目標にしていましたが、それは令和3年度にバトンタッチしたいと思います。
あと6日間で転出教職員の「ビデオメッセージ」や離任式など、できるかぎりホームページに掲載していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
また、新体制でスタートする4月からも植田東中学校のホームページをご愛読いただければ幸いです。
【達成スクショ!(90万ちょうどは夜中のため断念www)】
以前から野球部の選手一人ひとりと校長との対決?を企画していただいており、本日25日(木)に実現しました。
まずは、野球部の生徒がマウンドで「校長へのはなむけの言葉と抱負」を述べ、投球をしたボールを校長が打ちました。久しぶりにバッティングをして、生徒達と触れ合えてとても嬉しかったです。
その後のミィーティングで、野球人としての心構えを話しました。そして校長からの提案で、最後に「選手一人ひとりにシートノックをしたい」と提案し、ノックをしましたが、昔、熱血指導をしていた時を思い出しました。
その後、野球部だけでなく全ての部活動を訪れて「部活動での心構え」を話しました。女子のソフトテニス部では10年ぶり位に、ラケットを持って生徒とのらラリーやサーブを打たせてもらいました。
続く男子ソフトテニス、陸上、吹奏楽、女子バレー、男子バスケの生徒ともプレーしようかと思いましたが、老体にむち打って怪我をしてはと思い、「部活動の心構え」だけにしておきました。(剣道部は29日の予定)
【部活動の心構え】で話した主な話
・「練習のための練習」ではなく「常に試合を想定した練習」を心がけること!
・顧問からの「指示待ち」だけでは伸びない。自分で考え、行動すること!
・練習で試行錯誤いわゆる「失敗から学ぶ」を意識し、練習に取り組むこと!
・部活動は技能だけでなく「精神面でも成長する場」である。社会人になってからの礎になるような取り組みを!
【野球部の一人ひとりとの対決?】
【生徒にとっても今年度初めてのシートノックだったそうです。(コロナ禍でサイドノックしか受けてないため)】
【野球部員とともに記念撮影】
いわき市立植田東中学校に入学される新入生の保護者の皆様へ
~新型コロナウイルス感染症対策への協力のお願い~
4月6日(火)に行われるいわき市立植田東中学校の入学式について、お子様並びに保護者様の安全・安心を第一に考え、感染症対策に万全を期して執り行いますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
1 感染拡大防止の学校の基本的な対応
① マスク常時着用の徹底
② 検温、健康観察の徹底
③ 手洗い、手指の消毒の徹底
④ アルコール消毒液の設置
⑤ こまめな換気の実施
⑥ 会場設営における座席のスペースの確保(1メートルを目安に最大限の間隔をとる)
⑦ 式典時間の短縮
2 保護者様へのお願い
① 毎日の家族の検温、健康観察をお願いします。
② 次の場合、入学式の参加について前日または当日の朝までに学校にご連絡・ご相談ください。
・発熱等の風邪症状
・体調不良
・同居家族等で風邪症状が見られる
・同居家族でPCR検査または抗原検査を受ける方がいる など
③ 当日、受付時にお子様、保護者様の検温、健康状態を確認します。
④ 式の最中、マスクの常時着用をお願いします。
令和2年度定期人事異動に伴う退職・転出職員のお知らせ
日頃より本校教育の充実・進展のため,何かとご理解・ご支援を賜り,厚く御礼申し上げます。
さて,この度の定期人事異動により,本校より下記の教職員が退職・転出することとなりましたのでお知らせいたします。 退職・転出職者一同,これまでのご厚情に対し,衷心より御礼を申し上げます。
なお、離任式は、3月30日(火)8時30分より体育館で行います。
また、昨年度も実施しました「ビデオでのお別れメッセージ」を明日よりホームページで掲載していきますので、離任式に参加できない方は、ご覧いただければと思います。
・校 長 若松 真一 ご退職(文科省シニア派遣でインドネシア日本人学校へ)
・教 諭 小松留美子 いわき市立上遠野中学校へご栄転
・教 諭 佐川 勉 いわき市立久之浜中学校へご栄転
・養護教諭 加瀬 丈子 いわき市立小名浜第一中学校へご栄転
・講 師 阿保 庄衛 いわき市立泉中学校へご栄転
・講 師 草野 悦子 いわき市立湯本第二中学校へご栄転
・用 務 員 粗 裕 ご退職
本日23日(火)、令和2年度の修了式が体育館で行われ、各学年の代表(1年伊藤瑛彦君、2年横山颯太君)に修了証書を授与しました。【この後、ビデオで授与の様子を配信します】
校長式辞では、生徒一人ひとりが目をつむり次の2つの問いかけをしました。
1つ目は「あなたは、この1年間を振り返って自分に誇れる行動をしてきましたか?」
2つ目は「あなたは、仲間や周囲の人に対して思いやりをもって接してきましたか?」
目をつむりながら挙手させましたが、多くの生徒が挙手してくれてとても感心しました。
式辞の後半では、今まで何度も話してきた「失敗から学ぶ」「今を精一杯生きる」の他に生徒達にもう一つなってほしいと思うことを話しました。それは、
「心の綺麗な人になってほしい!」
このことを生徒には校長式辞の願いとして話しました。
1、2年生の皆さん、無事に令和2年度の学年を修了し、おめでとうございます! そして4月からの進級後の皆さんの成長を心から願っています。
式辞後に、各学年の代表(1年佐藤蓮虎君 2年三浦真央香さん)から「1年間の反省」を述べてもらいました。【この後、ビデオで述べている様子を配信します】
【式の最後に校歌を歌う1年生】
【式の最後に校歌を歌う2年生】
いよいよ来週で令和2年度の授業が終了します。23日(火)は1,2年生の「令和2年度修了式」が行われます。
1,2年生にとって、どんな一年でしたか? 失敗したことも後悔することもあったかもしれませんが、遠足や球技大会など、友達と一緒に活動した楽しいできごとや嬉しかったこともあるでしょう。
令和2年度の集大成をしっかりと行い、充実した春休みを過ごしてくれることを願っています。
【今週の予定】(3/22~3/28)
※3月22日(月)
・授業(1~5) ・学年集会(1年4校時) ・24日に代わり部活動実施日
※3月23日(火)
・令和2年度「修了式」 ・ノー部活動デー
【修了式当日の時程】
・ ~ 8:00 登校
・ 8:20~ 9:10 修了式
・ 9:25~ 9:55 愛校清掃 掲示物撤去 教室整理など
・10:00~10:50 学級活動(通知票配布など)
・11:00~ 一斉下校(部活動なし)
※3月24日(水)
・春季休業開始(春休み~4/5)
・転退職職員のお知らせ(部活動生徒に配布及びホームページ、安心安全メールで連絡予定)
・部活動 <午前の部 8:00~12:00 午後の部12:00~16:00>
<午前の部> 陸上、野球、ソフトテニス、バスケットボール、吹奏楽
<午後の部> バレーボール、剣道
※3月25日(木)
・春休み2日目
・部活動 <午前の部 8:00~12:00 午後の部12:00~16:00>
<午前の部> 陸上、野球、ソフトテニス、バレーボール、剣道、吹奏楽
<午後の部> バスケットボール
※3月26日(金)
・春休み3日目
<午前の部> 陸上、野球、ソフトテニス、バスケットボール、吹奏楽
<午後の部> バレーボール、剣道
※3月27日(土)週休日
※3月28日(日)週休日
13日(土)までに1組男子、1組女子、2組男子、2組女子、3組男子、3組女子と6回に分けて、卒業証書授与の様子をビデオで配信しましたが、容量の関係で、スマホレベルではクリアな画像でしたが、パソコンやタブレットでは少しクリアではありませんでした。
本日15日(月)、パソコンでもより鮮明に画像が見れるように、ビデオで撮った映像を差し替えましたので、ご覧になってください。場合によっては、各ご家庭で記念に保存していただければと思います。
本日15日の正午以降、県立高校の合格発表がありました。15年間生きてきて一番、緊張したことと思います。
本校生は本日の県立高校の合格発表で卒業生全員が県立・私立・高専など第一志望校に入学が決定しました。これは本当に快挙であると思います!
県立高校に合格して本校に来た卒業生には、橋本先生に手伝っていただき、来校した卒業生全員の合格証を持って笑顔の写真を記念にラミネートして渡しました。 本日15時までの来校できずに、明日以降、何かの機会に合格の報告に来る場合は、同じように写真を差し上げます。
卒業生の皆さん、ここがゴールではありませんから、高校に入学しても植田東中での様々な経験を生かし、さらに成長した人になることを切に願っています。
卒業生の皆さん、本当に高校入学、おめでとうございます!
先週12日(金)の第25回卒業証書授与式は厳粛な中にも感動のある素晴らしい式になったと思います。保護者の方々にはあらためて「おめでとうございます!」そして、本当にありがとうございました。
さて、本日15日(月)には、県立高校の合格発表があります。卒業生全員の合格を祈願申し上げます。
【今週の予定】(3/15~3/21)
※3月15日(月)
・授業(15342) ・県立高校前期選抜合格発表(正午~) ・ノー部活動デー
※3月16日(火)
・授業(341256) ・スポーツ大会(1年 5、6校時) ・県立高校校規選抜出願(~17日)
・学校司書来校 ・スクールカウンセラー来校
※3月17日(水)
・PTA会計監査(18:00 校長室) ・PTA執行部役員会(18:30 校長室)
※3月18日(木)
・性教育講座(2校時 2-1、 4校時2-2) ・県立高校校規選抜志願先変更 ・学校司書来校
※3月19日(金)
・2学年学年集会(6校時) ・週番引き継ぎ(昼休み)
※3月20日(土)週休日「春分の日」
・第28回いわき総合バスケットボール選手権大会 ・陸上強化選手合同強化合宿 ・いわき、浜通り野球交流会
※3月21日(日)週休日
・第28回いわき総合バスケットボール選手権大会 ・陸上強化選手合同強化合宿
昨日、1組男子の証書授与の様子をビデオで配信しました。
本日13日に1組女子から3組女子までの授与の様子をビデオ配信しますが、容量の関係で、スマホレベルであれば、クリアに見れますが、パソコンやタブレットですと、クリアな画質になりません。ご了承ください。
なお、1組男子レベルの画質で見れるように月曜日に試行してみますので、暫くは今日の配信でお願いします。
卒業式では、卒業生が退場した後に、保護者の皆様から盛大な拍手をいただき、本当にありがとうございました。
昨日12日は、福島県立高校の合格発表より一足早く、茨城県立高校の合格発表があり、本校から受験した進学校の日立一高に見事に合格しました。おめでとうございます!
明後日15日は、いよいよ福島県立高校の合格発表です。卒業生全員の合格を切に願っています!
本日12日(金)午前9時30分から始まった「第25回卒業証書授与式」は感動とともに無事に終了しました。卒業生72名全員の一人ひとりの心に響く素晴らしい式になったと自負しています。
式では、卒業証書授与の段階から涙ぐむ生徒もおり、志賀美友さんの答辞での涙で会場は感動のるつぼと化しました。 式歌では、もらい泣きする生徒が波状的に増え、式歌を歌いきれるか心配しましたが、卒業生の男子が凛々しくそして在校生がサポートして素晴らしい式歌になりました。
そして、予定通り10時40分頃に厳粛な式は終了しました。その後、卒業生によるサプライズや「旅立ちの日に」の歌で感動的なエピローグを迎えることができました。
改めて、卒業生全員が出席しての卒業式、おめでとうございました!
この後、ビデオで撮影できた部分を掲載していきたいと思います。
【卒業式後の学級での集合写真】
(1組)
(2組)
(3組)
校長の道徳特別授業で話した内容を全文掲載します。
「東日本大震災から1 0 年を経て」校長による特別授業
本日3 月1 1 日は、テレビなどでも連日報道されている「東日本大震災から1 0 年」という節目の日になります。
担任の先生から、福島県教育委員会から配布された「東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故を振り返り」について説明があったことと思います。
1 0 年前の時は、皆さんは3 歳、4 歳、5 歳とまだ小学校にも入学していなかったですね。ほとんど、その時のことを覚えていない人、覚えていても詳しいことはわからないという生徒の皆さんも多いと思います。
中には、「あの当時のことをあまり思い出したくない」とか、「地震や津波そして原発事故」の映像や写真を見たくない生徒もいるかもしれません。その場合は、無理をして見なくてもかまいません。しかし1 0 年前のことを殆ど覚えていない生徒の皆さんにその当時から学ぶ教訓を含めて敢えて写真を見せたり、当時の話をしたいと思います。
その前に大震災で亡くなられた方々を追悼するために黙とうしたいと思います。本来であれば、大地震のあった1 4 時4 6 分に黙とうをすべきですが、明日の卒業式のために卒業生は給食の後に下校しますので、正午を目安に1 分間、黙とうします。一人ひとりが亡くなられた方々のご冥福をお祈りしてほしいと思います。
それでは、校長先生が「黙とう」と言いましたら、1 分間の黙とうをお願いします。
< 黙とう終了後>
それでは、校長先生から、皆さんにお話をしたいと思います。
1 0 年前、私は久之浜中学校の教頭として勤務していました。あの日の午前中は中学校で卒業式が行われ、私達先生方も式を無事に終えて安堵していた時に、あの未曽有の大地震が起こりました。最大震度6 強の縦揺れ、横揺れが約3 分続きました。約1 か月前に起きた地震も震度5 強と大きかったですが、その時をはるかに上回る大地震でした。何かにつかまっていなければ、立っていられないほどの揺れでした。
あれから1 0 年が経過しています。あの時を思い出したくない人もいるでしょう。でも1 0 年が経ち、皆さんも含めて私たちは、これからに目を向けていかなければなりません。
実際に起きた現実から目を背けるのではなく、あの時からの教訓をこれからの未来に生かすことも私たちの使命でもあります。ですから、ここで、私が勤めていた久之浜地区での震災時などの写真を何枚か見せます。
< 数枚の写真を見せて解説します>
地震が収まり、私の脳裏にまず浮かんだのは「生徒達は大丈夫だろうか? 」ということでした。自分の家族の安否も気になりましたが、先生方は全員、私と同じように最初に心配したのは、やはり生徒達のことでした。すぐに電話で確認を取ろうとしました。しかし電話は回線がパンクして繋がりません。そこで安全安心メールやS N S で連絡を取り1 日経過して生徒全員の無事が確認されました。
ただ、女子生徒で一人だけ、九死に一生を得た生徒がいました。名前は遠藤涼香さんです。当時、遠藤さんは母親と平方面の病院に通っていました。そして新舞子の海岸線を車で通っていた時のことです。1 0 M を越える津波が彼女を襲ったのです。車は津波で大きく飛ばされ、彼女は死を覚悟したそうです。そして押し寄せた波が海に向かってものすごい勢いで引く時に奇跡が起きました。彼女の乗っていた車が木の枝に挟まって難を逃れることができました。
彼女の人生は、このことを契機に大きく変わりました。彼女は高校生になり、この辛い経験を多くの人に伝えていこうと様々な場所で活動を始めました。そして復興大使としてアメリカで演説をすることもありました。
彼女に一度、この活動を通して何を訴えかけようとしているかを聞いたことがあります。
彼女はこう言いました。
「あの大震災や津波そして原発事故は、確かに不幸という言葉では言い尽くせないほど辛く悲惨な出来事でした。でも私は九死に一生を得た私にとって「生きることの大切さ、生きることの素晴らしさ」を感じ取れるようになりました。私はこの生かされている命を世の中で苦しんでいる人のために役立てたいと思います。ですから私は医療関係の仕事、看護師になります」と目を輝かせて話したことを今でも鮮明に覚えています。
そして彼女は、念願の看護師になりました。東日本大震災と同じくらい大変なコロナ禍において、彼女は精一杯人のために頑張っています。それはなぜ? 彼女に聴く機会が今はありませんが、たぶん彼女はこう言うと思います。「せっかく生かされた私の命です。一人でも多くの人を救うことが私の生きがいです」と。
3 年生の皆さん、明日は皆さんの晴れ舞台、卒業証書授与式ですね。これから辛いこと悲しいこともきっとあるでしょう。でも人は辛いこと、悲しいことを乗り越えた時に、楽しいことや嬉しいことがより強く感じ取れるようになります。1 ・2 年生も含めて皆さんには私が常に言ってきた「今を精一杯生きる」「逆境を乗り越えた時こそ、大きな成長がある」という言葉を信じて生きていってください。新型コロナの問題がいつ収束するか、はっきりしませんが、あなたたちには未来があります。夢があります。それに向かって遠藤涼香さんのように、生きている喜びを感じてください。そして、あなたの未来はあなたにしか切り拓くことができないのですから、生かされている自分を見つめてそして前進してください。」
これで、校長先生から皆さんへの道徳の特別授業を終わります。皆さんが少しでも私の話から感じ取って行動に移してくれたらとても光栄です。 植田東中学校長 若松 真一
本日3月11日(木)は、東日本大震災から10年が経過した日です。
そこで、当時3~5歳であった生徒に東日本大震災から学んだ教訓をこれからの未来に繋げるための校長による「道徳特別授業」を行いました。
生徒達は、11時55分までは、担任の先生から下の写真にある県教委からのリーフレットの説明をしてもらい、正午ちょうどに1分間の黙とうをしました。その後、テレビモニター越しに校長から全校生に対して「道徳の特別授業」を実施しました。
生徒一人ひとりが、東日本大震災を見つめ、そして未来に向かって前向きに頑張れるような講話ができたとしたら本望です。
なお、生徒への特別授業の内容は、この後、全文を掲載しますので、ご一読いただければ幸いです。
【久之浜地区に津波が押し寄せた写真】
【津波で家がいとも簡単に裏返すほどの強大な津波の威力をまざまざと見せつけられ、自然の怖さを知りました】
【津波の後は、火災。一昼夜、久之浜の街を火災が襲いました】
【安否確認で久之浜中の教職員も3日間、寝ることができませんでした】
【放送室で講話をする校長の様子】
【モニター越しに話を聴く生徒達】
【生々しい被害の写真を見る生徒達】
【真剣に話を聴き、涙ぐむ生徒もいたと聞きます】
【県教委から生徒一人ひとりに配布されたリーフレット】
本日10日(水)の午後、3年生は、10月1日以来の第2回クラス対抗球技大会を実施しました。
男子は校庭でソフトボール、女子は体育館でバレーボールに久しぶりに体を動かし、笑顔で和気あいあいと戦っていました。
その模様については、この後、ビデオでソフトボール編とバレーボール編に分けて配信しますので、卒業まで残り2日になった3年生の盛り上がりを見ていただければと思います。
本日9日(火)の6校時に「3年生を送る会」が行われ、卒業生からは笑い有り、しんみり有りと感動的な式でした。
卒業生が入場し、校長からの話の後、「3択クイズ」では大盛り上がりでした。そして在校生から卒業生へのメッセージカードを贈呈しました。
そして、送る会で一番盛り上がる「スライドショー」では、まだ若かった?1,2年生の頃の様子や変顔のような表情を鑑賞して、卒業生は大いに盛り上がり感動していました。 そして生徒会長の鈴木こころさんからは3年生への「感謝の言葉」がありましたが、涙ぐむ姿は3年生への尊敬と親しみから来るものであると感じました。
最後に、卒業生を代表して志賀美友さんが後輩への想いや東中への「感謝の言葉」を心の底から表現してくれて、3年生を送る会はまた一つ、卒業生の思い出のアルバムに刻まれたことでしょう!
さあ、明日は、3年生の第2回クラス対抗球技大会です。1組の連覇か?3組が雪辱を期すか?はたまた、無冠の2組のサプライズ優勝か、とても楽しみな大会になりそうです。
3年生を送る会の様子は、この後、ビデオで撮影した様子を掲載します!
【三択クイズで優勝した3年1組の生徒の表彰】
昨日8日(火)のお昼休みに、福島民報社の馬場憲明常務が来校し「家族健康新聞」で最優秀賞に輝いた大津真珠さん(2年)と優秀賞に輝いた斉藤那々世さん(2年)の表彰が行われました。また、学校賞にも選ばれました。
最優秀賞の大津さんの家族との健康の取り組みについては一昨日の7日の福島民報に掲載されています。コロナ禍の今だからこそ、運動不足の解消や健康への意識をより高めることを図っていくことが重要であると思います。
大津さん、斉藤さん、「受賞、おめでとうございます!」
【最優秀賞の受賞を受ける大津さん】
【優秀賞の受賞を受ける斉藤さん】
【馬場常務との記念撮影】
【本日の新聞掲載の記事】(福島民報には掲載の許可をいただいています)
本日8日(月)、精勤賞の後には、本校の献身的ボランティア隊の「東隊19名」に感謝状が渡されました。
本校では、人が嫌がるトイレ掃除などを率先して行う「東隊」が活躍しています。今回、晴れて19名の精鋭たちに感謝の気持ちを賞状という形で渡しました。
昼休みには、卒業生から在校生への引継ぎ式が行われ、現隊長の3年2組遠藤蒼也君から「トイレはくさいと思うけど、頑張ってきれいにしてください。」と後輩へのメッセージがあり、隊長を引き継いだ2年2組の鈴木こころさんが「先輩たちが残してくれた伝統を引き継いでがんばります。」と卒業隊員にメッセージがありました。
高校生になっても、東隊だけでなく卒業生全員がボランティア精神を持った素晴らしい人になってください。
【東隊で感謝状を贈呈した19名の卒業生】
鈴木 遙斗、 鈴木 涼太、 石井 花奈、 坂本 梨乃、
佐藤 夕夏、 渋井 伶菜、 園部 杜空、 蛭田 葵衣、
遠藤 蒼也、 渡邉 凜道、 齋藤 葵、 佐川 未来、 清水 くるみ、
熊谷 天斗、 青木 涼花、 大竹 花菜、 栗澤 愛菜、 小松 映、 志賀 美友
【東隊の感謝状】
本日8日(月)、卒業式予行の後に行われた表彰で、中学校に入学以来3年間無欠席で登校した16名の卒業生に「精勤賞」を授与しました。
言葉で簡単に3年間無欠席と言いますが、時には体調が優れなかったり、友達とのいさかいで「学校に行きたくないな」と思ったことも正直あると思います。
そんな中で頑張った16人の卒業生にとっては、かけがえのない貴重な日々であったことと思います。また、保護者の方の協力もあってのことですので、この「精勤賞」は本人はもとより家族でもらった賞でもあると思います。
【精勤賞を授与された16名の卒業生は次の通りです。】
廣瀬 詩音、 堀米 涼太、 松本 大輝、 坂本 梨乃、
園部 杜空、 蛭田 葵衣、 遠藤 蒼也、 保 悠介、
岡部 美知留、 佐川 未来、 清水 くるみ、高橋 幸来、
松本 大翔、 大竹 花菜、 金成 采音、 小松 映
【本日の精勤賞の賞状】
本日8日(月)の3,4校時に、卒業証書授与式(12日)の予行を実施しました。
卒業式当日には、2,3年生と保護者だけですが、1年生にも卒業式の雰囲気を味わわせるために参加させ、実施しました。
卒業生にとっては、人生でたった一度しかない中学校の卒業式。一生忘れくことができない感動的な式にしてあげたいと強く思います。
なお、この後のビデオでは「入場練習の様子」と「式歌練習をする様子」を掲載します。
【校歌の練習をする卒業生】
【退場前に卒業生が歌う「旅立ちの日に」の隊形】
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