こんなことがありました。

2022年12月の記事一覧

音の伝わり方を科学的にひも解く理科の授業

12月7日(水)1校時に1年理科「音の世界」の単元で研究授業を開催しました。導入時に違う大きさのビーカーを叩いて音の高さや低さに着目させます。同じ大きさのビーカーでも水を入れた状態では音が低く聞こえます。不思議ですね。

本時の課題は,「大きな音や高い音を出すためにはどうすればよいか。」です。準備してあったのは,ポリ容器と太さの違う髪ゴム3本と竹ひごです。これらを活用して,大きな音や高い音を出すための実験をペアで行っていきます。

 髪ゴム3本をそれぞれ弾いてみたり,髪ゴムを竹ひごで押さえて弾いてみたり,自分たちで条件付けをして実験を進めていました。

先生からは,髪ゴムの振れ幅や振れ方に着目するように指示があったので,生徒たちも耳と目で変化をキャッチしようと努めていました。

実験結果から導き出した方法をそれぞれのタブレット端末から送り,電子黒板で考えを共有していきます。

 

  

共有したあとは,級友が考え出した方法を検証するために追実験していきました。

ICTを活用して視覚的にわかりやすく授業を進め,科学的な見方や考え方を追究した授業でした。

生徒たちは,科学的なひらめきに加え,根拠を示しながら説明することの大切さを実感したようです。

次時は,オシロスコープを使って音を可視化していくようです。楽しみですね。