こんなことがありました。

2018年11月の記事一覧

ノート・レポート 1問でも解けますか? 私はお手上げでした!

次の4つの教科の問題、果たしてあなたは解けますか? 

【教科A】               

 

【教科B】

【教科C】

【教科D】

さあ、いかがだったでしょうか?

私は、1つの教科以外は高校・大学で習った?ような気もしますが、全く歯が立ちませんでした。見事に?0点でした。

ちなみにA~Dの全ての教科の問題は、大学入試の問題です。

教科Aは「フランス語」、教科Bは「中国語」、教科Cは「数学」、教科Dは「物理」です。

中国語は習いませんでしたが、フランス語は第2外国語で習いましたが、殆ど記憶にありません。Je  suis Japonais. くらいですね(笑)

 

 何を言いたいかというと、たぶん、このHPを見た人は、「そんな昔のこと、覚えてるわけないよ」とか「数学や物理なんか、難しすぎて最初から諦めていたからわからないよ」と殆どの人が思うはずです。

 でも自分の子どもには、「勉強しなさい。読んでいればわかるはず」とか「やる気が無いからできないんだ」、酷いときには「気合いで理解しなさい」と理不尽な言葉をかけていませんか?

 上の大学入試問題を見て、チンプンカンプンですよね(一部の賢者を除いて)。子ども達にとっても、いくら勉強しているとはいえ、子ども達の英語が、大人にとってのフランス語や中国語と同じなのかもしれません。今習っている数学の連立方程式も、大人にとっての sin, cos, tanなのかもしれません。そう考えると子どもの目線で考えてあげることがとても大切になってきますよね。

 私たち大人にとって子ども達にできることは、「共感する」そして「同行する」ことではないかと思います。私も以前、野球部の監督をしていた時に、「なんでこんなボールを打てないんだろう」とか「バントなんて簡単なのに」と思ったことがあります。そんな時、左利きである私は、「自分が右打者だったらどうだろう?」と思い、右でバッティングをしてみてハッと気がつきました。「そうか、生徒ができないのは、こういうところだったんだ」と痛感し、自分で右打者でどう工夫すれば克服できるか、何度もトライしてみました。そしてそのことを選手に伝えて上達したという経験があります。

 

 勉強も同じです。子どもの目線に立って考えて見ると、今まで見えなかったことが見えてくることがあると思います。ですから先生方には、子どもの目線で授業を考え、工夫することをこれからも指示していきたいと思います。例えば、板書してすぐに次の説明に進む先生が以前いました。そうすると生徒がノートに書き写せない、また、「次の問題に答えなさい」と言って考える時間を十分に与えないなど、生徒の立場に立てば、配慮できることだと思います。

 今日は5時間で終了し、生徒は15時に下校になります。その後、本校の先生方が授業力の向上を目指す研修会(現職教育と言います)を行いますが、校長からの話の代わりにこのホームページに掲載されている内容を読んでもらい、考えてもらう予定です。

 

 生徒たちは今日も期末テスト2日目に臨んでいます。各クラスを巡回して感じることは、全員、必死に問題に取り組んでいる姿を見て「頑張れ!」と心の中で叫びたくなるくらい、生徒達は健気です。私達大人は、子どものモチベーションを高めるためにどうすればよいか考えて対処してあげれば、子ども達は,、自ら「主体的・対話的で深い 学び」ができると思います。保護者の皆さんとともに、お子さんの目線で考えてあげましょう。

【今日の英語のテストに挑戦する生徒たち】

【1年1組】                

 

【1年2組】

【2年1組】          

【3年1組】 

 

 【今日の3時間目の英語の問題です】

【1年】                 

 

【2年】

【3年】